売れているということと、とっつきやすい題名に釣られて読みました。非常に平易で平かなも多く、すぐ読めてしまいます。自分の専門を素人に語るとき切り口を替えて興味を持たせるというところが重要で成功の秘訣ですねー。”でんじろう”然り。身近な家庭内の処理すべき事柄について会計にリンクさせて考察する辺りは見事です。もったいないという心理を会計的に客観視すると否定したほうが合理的であるということ等は会計士でも陥る点である。まぁ全体として内容はやさしすぎるので、後々のため手元に置いておきたい本とするなら、そして、せめて大卒でちょっとでもサラリーマンを経験した人なら『社長になるための経理の本』(日本経済新聞社)の方をお薦めします。
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