世直しあるある探検隊が行く辛口雑記帳
天誅乙女の詩



公立小中学校の教師は受難の時代である。生徒を指導したこともない文科省の官僚が管理教育の制度を決め現場の教師に新たな負担を押し付ける。”しつけ”は学校側の責任とする親、また塾に学習の比重を置き学校活動そのものまで軽視する親への対応に苦しんでいる。本来の教師の力量とは対生徒との人間的な付き合い方が基本。それをゆとり教育だの、愛国心だの、学習指導要領だのでがんじがらめにしてきて負担を増やす。親は自分の子供さえよければそれでいいと思っている。収入格差によってその希望は大きく違う。”新時代の"プロ"教師の養成”というがおかしな話で先の官僚たちが弄ってきたシステムに問題があるのにその間違いを正そうとせず、”現場教師の力量”ということで責任転嫁しているのである。これでは正統派の教師はやってられない。私学や塾に逃げたくもなる。塾みたいなものは誤った学校教育制度が生み出した歪産業である。日本の教育制度はどうすべきかは前にも書いたが、
『学力格差を容認すればよい。義務教育から大学まで飛び級を実施し能力別クラス編成で学校教育を充実させればいい。これ以外に学校への求心力を回復させる道は無い。さらに少数の天才を大事に育てるシステムを確立すること。”学力格差”を金で買って育った官僚なら十分分かってるはずなのだが。”歪”をいじくり回すだけで天下国家の為になる仕事をしないのである。『進学塾不要、つるかめ算不要。こんな体制を改善しないアホ官僚も不要。』

6月21日(水)放送
教師が辞めていく
~悩める現場・問われる力量~

定年前に早期退職する公立小中学校の教師がここ数年急増し、今や総退職者の6割を超えた。さらに早期退職者の7割以上が40代、50代のベテラン教師である。理由を探るため行われたアンケート調査には、「生徒や保護者対応による精神的疲労」「自信や意欲の喪失」といった切実な悩みが記されていた。退職に追い込まれた教師たちの声からは、激変する教育現場で苦しむ姿が浮き彫りになる。保護者や社会などから教師に対する様々な要求が高まっていることなどが、背景にあげられている。こうした中、日本初の教員養成専門の大学院が4月に開校。生徒や保護者とのコミュニケーション術や、増え続ける教師への要求にどう対応するかなど、新時代の"プロ"教師の養成を始めている。番組では、教員を取り巻く実態を明らかにし、今、学校に何が求められているのかを探る。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 6月20日放... ”奈良の放火殺... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。