仏、都市郊外に火種残す 就職難解消の見通し立たず (共同通信) - goo ニュース
26歳未満の若者にしわ寄せをもたらすCPEは確かに乱暴な法律である。しかしながらこの法案が承認されてもされなくても根本的に経済のグローバル化に対抗できる競争力などフランスは持てはしない。下っ端の公務員でも年に5週間以上のバカンスを家族で取れるとか労働者を解雇するには雇い主に多大な負担を強いることになるとか、社会主義的に働かない人間でも手厚い権利と保護を得られることになっている。このような”鉄飯碗”のおかげで若者の26パーセントの失業率がもたらされたこと、労働者=貴族のような甘ったれた権利主義が資本主義競争社会のなかで通用するわけが無い。社会的成功者にならずして人生を謳歌できるような経済的時間的余裕は得られないことをフランス人は学ぶべきである。この意識改革からはじめないと3流国家へ転落していくであろう。核兵器を持った国の民よりアジア諸国の経済発展と増加する所得の民の方がよっぽど未来がある。
| Trackback ( 0 )
|