詐欺に遭わないようにするにはその手口を知っておかねばならない。ゆえにこのような本は有効である。読むと結構、頭使います。手形のことも勉強しようという気になります。警察は民事不介入が原則で、この手の経済トラブルは立件しにくいらしいですね。考えをめぐらせると、バブル時代の銀行が抱えた不良債権の何割かは経済○○○によって生み出されたのではないかという気がする。それを国民の税金で補填しているんだよね。悪事ネタですので善良な人はイヤーな気分で読むことになるかもしれないが、詐欺に対して"抗体"を作る努力をしない社会人は「騙されるほうがバカ」と言われても仕方ないのではなかろうか、経理、商法、商習慣、民法、刑法、そして人心の隙間を突いてやってくる”ウイルス”を駆除しよう。
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