たろすけ大分・雑感日記

いつ起きるのがわからないのが大災害。
できる限りの備えをして減災に努めたいと思っています・・。

人間に利用されるパンダに思う

2008年05月06日 | 一般ニュースから
昨日の大分合同新聞の夕刊トップに“パンダ一利一害”と題する記事があった。
地方新聞にしては珍しくハッキリと書いた記事だった。

ミクシーのニュースには「友好のシンボル」パンダの日本貸与に前向き姿勢・・とあるが、
なあんだ、プレゼントされるのではなく“貸与”なのかと思ったのは、たろすけだけだろうか?

そのレンタル料は2頭で年間1億円だとか。
この高額なレンタル料金を支払うために入園者は増えたが
赤字経営という動物園があることが新聞報道されていた。
もちろん飼育に要する設備費や維持費、エサ代、人件費は別である。
その赤字額は言うまでもなく税金から支払われている・・。

万一、パンダが中国側で言う“モトを取る前”に若くして死ぬようなことがあれば
当然“弁償”するのだろうけれど、その額は一体いくらになるのだろうか?

また、パンダは不要と述べた東京都知事に、
上野動物園でパンダの名故に商売をする業者が激怒しているそうだが、
それならばレンタル料を分担して支払うべきではなかろうか。
パンダを利用するだけという点では彼らもなんら変わりない。

パンダは絶滅危惧種に指定されている希少動物。
それが人間のカネ儲けのために「友好のシンボル」の名の下に利用されている。
野生動物はその本来の生息地で生活することが一番であり、
見たければそこの出向くのが本来の姿ではなかろうかと思う。

蛇足ながらパンダはチベットがもともとの生息地だという。
中国がチベット独立に民衆を殺戮するまでに猛反対するのは、
“日中友好のシンボル”であるパンダ、ひいてはカネズルである日本との関係を
保つためではないかとさえ思えてくるのは勘ぐりすぎだろうか。

国家間の本当の友好とは、
胸襟を開き言いたいことを言い合える関係ではなかろうかと思うのだが・・・。

■引用:「友好のシンボル」パンダの日本貸与に前向き姿勢―臥龍パンダ保護研究センター
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=479369&media_id=31

●参考:関連日記です
 ◎聖火リレーについて雑感 2008年04月28日

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