駄ブログ

気が向いたとき、気が向いたことを、適当に並べてみようと思います。

Webサービスと私(7) mixi

2005-02-16 01:27:48 | Webサービスと私
mixiに誘われる

 遅まきながらSNSというものに参加。

mixi

 1年以上かかって、やっと誘われた。うーん、招待制というものは難しいものだ。こんなニュースが出た直後だから、なおさら悲しい。。。

【ニュース】mixiの会員数が30万人を突破--SNSビジネスの基盤着々と進む【CNET Japan】

 まあ、かといってSNSに興味があるかというと、全くそんなことはない。実はorkutには随分前から参加してるが、積極的なことは何もしていない。英語だしね。

 で、今回mixiの中身を覗いて。orkutも知ってるからかもしれないけど、日本のSNSと米国のSNSは、その会員達の思考が何か違うようだ。

 orkutでは、実名の登録が多く、ビジネスのつながりに応用するなどの感覚があった。orkutは閉鎖された空間であり、その中にいる会員達は全て内輪の者、つながりあいがあって、どんなに遠い縁でもそれは仲間と捉える感覚がある。

 一方mixiを見ると、匿名だなあと。知り合いを探そうと思っても、登録名を実名ですることは10人に1人くらいで、探せない。自分のプロフィール画像にエロ画像を使ってたりもする。これ、ネカマでない人も結構いるように感じた。結局、mixiという空間はインターネットの一つで、自分を晒してはいけない匿名空間としなければならないように感じる。

 つながりあいとその国の文化という関係性を考えると、SNS会員達のこの反応は日米で逆転している感さえもった。まあ、日本のネット文化というものが、大きく影響しているのだろう。個人情報の流出をここまで気にするのは日本が一番だと思うし、そうした意味でいくら閉鎖された空間といえど、30万人の会員がいれば、隣は何する人ぞってな感じで油断できない、匿名でいこうとなるのかもしれない。そんな中でインターネットで起こるのと同じような自分晒しをしているのじゃないかな。

 まあ僕は「出会い系」をやったことがないので、その辺も何か影響してんのかもしれん。



 で。mixiの機能にはblogとかもあったけど、閉鎖された空間内でそうしたものを書き続けるモチベーションって高いのかどうかよくわからない。みんながHPなりblogなり持つのは、自分の考えを発信したいからで、遍く世界の人々に自分の一部を見せようとしているからだと思うんだけど、それをSNSの中で展開する意味合い、モチベーションは低いのじゃないかな。

 そんなわけで、日本ではSNSとインターネットの混同が著しいように感じた。そんな中でSNSで新たなビジネスモデルを探ろうとしているところが結構あるけど、結局はインターネットと同様のビジネスモデルが主になってくるのじゃなかろうか。mixiも広告収入なんでしょ。

 でも、GREEとか猛烈に動き出してるから、応援したくはなります。がんばってください。



 と独り言はここまでで、世の中の人の意見を見てみよう。mixi、orkutでブログ検索してみると、いろいろと出るわ出るわ。基本は始めましたの報告と誰か招待してくださいのお願い。そんな中でSNS孝でふーむと思ったのが、ここ。

mixiとorkut【Okinawaweb Express】

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orkutは、日本語が基本的には使えないから敷居が高くてレベルが高いという人もいるけれど、そう高いとも思えない。ただ日本語は将来も使えない方がいいかなと私は思っている。世界的なネットワークなんだから言語はひとつでいいし、勉強にもなるからね。
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 先を読むとそうなのかもなあと思う。英語はきついけどなあwまあそういう意味でもビジネス的側面は強くなり、より有益に使えるのであれば、それはそれでよしかと思う。

 そして、参考になる使い勝手二件。

我が為すことは、我のみぞ知る:『第413回 最近のSNS考…』【ミラノ通信】
ソーシャルネットワーク座談会【ARTIFACT ―人工事実―】



■ここにトラバ打ちました
我が為すことは、我のみぞ知る:『第413回 最近のSNS考…』【ミラノ通信】
mixiとorkut【Okinawaweb Express】
ソーシャルネットワーク座談会【ARTIFACT ―人工事実―】
SNS GREEの生みの親、田中良和氏の講演会。【メディア寺子屋Blog】



■関連リンク
mixi
orkut
orkut簡易マニュアル
【ニュース】mixiの会員数が30万人を突破--SNSビジネスの基盤着々と進む【CNET Japan】



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