QuuQuu ~日々食べすぎ~

スナック菓子をとり憑かれたように食べ、概ね週一の外食ランチを楽しみにしている節食無縁の日々。

つぶつぶカフェの12月のスイーツデーに参加しました

2007年12月23日 | スイーツ
ちょっと久しぶりの更新。
クリスマスイブを前に、またまたつぶつぶカフェいるふぁ店のスイーツデーに参加してきました。

前回はカフェのテーブル3つくらいの参加者数だったのが、今回はカフェほぼ満席!
今回は前回の反省を踏まえ、お昼は一口も食べず・・・いや。
ナショナル麻布(さすが各国の大使館だらけの立地!輸入食材と外国人客だらけでした。私はこういうお店、大好きです(爆))でチーズの試食とか、アコルトでパンの試食をしたな・・・。

まあいい。たいした量じゃないし。(と自分を誤魔化す)

今回はクリスマスバージョンと言う事で、かなり手間のかかるスイーツばかり用意してくださったそうです。(笑)

本日最初のスイーツはこちら。

「ヒエバナナケーキ」です。
小麦粉を一切使わず、小麦アレルギーの方も安心。
ヒエ粉とバナナで作られたケーキの上には、ポンセンを粉末にしてキャロブと併せ、甘酒で甘味をつけたクリームが乗せられています。

奥に見えるのはカラーハーブティー(オレンジ)。
リソール、サフラワー、カフィールライムのブレンドで、心臓を強化し血色が良くなる効果があるんだそうです。
って、このブレンドの中で分かるのはサフラワー(紅花)だけなんですが・・・。(爆)

それでケーキですが、これが・・・。

一切れが大きい

おまけにちょっともサモサしたケーキだったので、胃が膨れる膨れる。
おかげでこのケーキ一つでかなり満腹に・・・。(ハーブティーもおかわりがあったので遠慮なくいただいてしまいましたが(汗))

ああ、おいらの昼食抜き作戦は、儚くも霞の如く消え失せたか・・・(涙)


そんな私の嘆きは余所にスイーツはまだまだ続くのでありまして。(哀)
次は「カボチャのスフレ」。

ヒエ粉、カボチャ、甘酒にちょっとの塩で作られています。
しっとり系のスイーツが出てきて、ほっとしました・・・。

つぶつぶのスイーツとしては極甘!ちょっと喉が渇きます。
ここでまたハーブティーをば・・・(コラ)

ここで、前回だと口直しにサラダが出てきた頃かと思うのですが、今回は軽食。

「ラギ粉のパテサンドイッチ」。
神奈川県「フランス」の全粒紛の食パンに、玉ねぎ、ニンジン、トマトを塩を振って炒め、水分が出てきたところでラギ粉を入れて練り上げたパテが挟んであります。

食パンのモサッとした感じがちょっと辛いのですが(長引いております)、うま~・・・です。

やっぱり甘いものが続くときは、ちょっとした塩気が嬉しいです。

しかーし!
バナナケーキの胃袋へのダメージ(大袈裟)が冷めやらぬうちに再び真打ち登場。

「クルミゆべし」です。
くせを飛ばすために軽めに炒った玄米粉と餅玄米粉にクルミと黒ゴマを混ぜ、豆味噌、ゆず、米飴で味付けしたものを蒸して作る。
何とこれで、常温で10日間は保存可能とか。
ここでメニュー表に無かった番茶がサービスされる。

ゆべしはお箸でつまんでも形が崩れない硬さ。
と言うか、フォークでもなかなか切れません!
仕方ないので、ちょっとお行儀は悪いですが、フォークでゆべしを刺してお口でぱくっと。

・・・ちょっと苦味と酸味のある独特なお味です・・・。
苦味は少し炒った玄米粉、酸味はゆずでしょうか?
そしてお腹は臨界地点に到達!

半分はお持ち帰りします~・・・。

でもまだ3品も残っているのだ。
しかもお持ち帰り出来なさそうなものばかりが!!

ここまできたら根性でどうにか・・・(オイ)

いよいよ佳境に入って参りました。

「タルトタタン」です。
アップルパイを作るときに、間違ってリンゴを下に敷いちゃったと言うのが原点だったと思いますが、それはさておき。

りんご、旨すぎる・・・(感涙)

皮付きのリンゴを米飴と菜種油で作ったキャラメルでコーティングし、アワ粉のタルトを被せて焼いてあります。
アワ粉のタルトはちょっと酸っぱめに感じました。アワ粉の風味なのかしら?

良かった、しっとり系で・・・。

あと2品!次は・・・

「チョコバナナアイス」!
チョコと言ってもチョコもココアも使っていません。
材料は、ポンセン粉で作ったクリームにキャロブ、高キビの甘酒にバナナ、そしてちょっとの塩。
周りに見えるポップコーンのようなものは、高キビのポン。
赤いブーツの飾りがクリスマス気分を盛り上げてくれます。

冷たくてさっぱり!
こういう物ならいくらでもお腹に入りそうです~。
ねっとり感があって、本物のアイスみたいです!
でもちょっと酸っぱい。バナナかな?

そして、とうとう・・・とうとう最後の品!

「ブラウニーパフェ」!!
上からアップルスノーと命名された、紅玉で作ったピンク色のポンセンクリーム(だと思います)、その下には小豆にタンポポコーヒー粉、豆乳、油、ワイン漬けのドライプルーンとレーズン、ラム酒漬けのドライチェリーで作られたほろ苦いブラウニー、しゃきしゃきリンゴの細切りがたっぷり入った白いポンセンクリーム、玄米フレーク。

これをザクッと下までスプーンを差し込んで、食感と甘味と苦味のハーモニーを楽しみながら味わうのであります。

ううっ、この甘味・・・。
私的には最高に好きっす。

でも今の私にはブラウニーが辛い。(爆)
お持ち帰りしたい位なのですが、さすがにクリームに挟まれていてはお持ち帰りしようが無い。(死)

意を決してブラウニーを先制攻撃!
残りの軽~い口当たりのクリーム達に癒される。
そして同時に出てきたタンポポコーヒーで喉を潤し、甘味で緩んだ身体を引き締める、と。

これで終わりかー、と思っていると、なんと箸休めのサラダが!

「キャベツと漬物のサラダ」。
今回もあったのね~!
ひそかに凄く楽しみにしておりました。(爆)
やっぱり甘いものの締めにはしょっぱい物。分かってらっしゃる!

キャベツとしば漬けを合わせて軽く蒸したものに、福神漬けと醤油で味付けし、カリッと焼いた油揚げの細切りをトッピング。
それと小さい梅干を一つ。

あー・・・さっぱりしますー。
そして今回も例に漏れずう~ま~い~です。

お家に持って帰りたいくらい。(笑)


以上、私の胃とつぶつぶスイーツ達との格闘は終わりを迎えた・・・。(大袈裟だって)

振り返ると、スイーツよりは軽食とサラダがヒットしていたような・・・。(コラコラ)
たしかお昼にはクリスマスメニューでお食事+ヒエ粉のブッシュドノエルが出てたんだよな~。
かなり迷って結局珍しいメニューの多そうなスイーツの方に参加したのですが、もし今度お昼にお食事のコースが出たら参加したいな・・・。


そういえば、のミニ知識。
キャロブパウダーってイナゴマメの莢の粉末だったんですね。
私はてっきりイナゴマメの豆の粉末だと思っていました・・・。

人生初 『宝塚』

2007年12月06日 | 旅行
先週の土曜日、職場の親睦旅行で行って来ました。

宝塚!!

こういう機会でもないと見に行かないでしょうー、と言う事で。
チケットが取れるかどうか危ぶまれたものの、何とか座席を確保!

え?何で宝塚か、ですか?
それはもう、幹事の『好み』って事で。(爆)

演目は花組公演第1幕「アデュー・マルセイユ」、第2幕「ラブ・シンフォニー」。
第1幕は1時間30分のミュージカル。休憩30分。第2幕はショー1時間という構成。
今回の公演、花組トップ春野寿美礼さんのサヨナラ(退団)公演と言う事です。


これがねー、面白い!んですよ!

他にミュージカルを見たことがないので比較できないんですが、歌あり踊りありちょっとお笑いありで楽しませてくれるのです。

でも、一番の理由はやっぱり『宝塚』ってところだと思うんだなぁ。
もう皆様がお美しくてお美しくて・・・
そんでもって観客の皆様のあつ~いLOVEがじわじわと伝わってくるんですよ!

これがもう独特の整然たる雰囲気を醸し出すんだな~。

今「整然」って言葉を使いましたが、本当に徹底されていますよ。
まずは職場の宝塚ファンの幹事様より事前レクチャーを受けました。

1 拍手のタイミング
2 休憩時間の有効な使い方
3 観劇中の呼びかけ禁止

観劇中に歌舞伎とかだったら「いよっ!日本一!!」とか掛けるらしいですが、こちらは真逆ですね。
場内アナウンスでも演技中の掛け声は禁止って言ってたし。

拍手のタイミングが決まってるのにもビックリ。
注意深く拍手の音を聞いていると、宝塚ファンは決まったタイミングで拍手をしているのが分かります。

拍手の音の大きさが違う。

覚えているタイミングとしては、登場してスポットライトが当たったとき、銀橋(ぎんきょうと読む。歌舞伎で言う花道のようなもの)に入ったとき、ショーのラストでお辞儀をしたとき等。

付け焼刃程度でも知っておくと、とても楽しめます。
何か、ちょっと知ってるわよって感じで(爆)
(「宝塚」「初心者」とかで検索すると詳しいサイトが出てきました。ちなみに兵庫の宝塚大劇場周辺は「ムラ」と呼ぶものらしい。これもヅカファン幹事様のレクチャーで知った。)
ちなみに服装は結構普段着でOKのようです。
ちょっとドキドキしながらGパン(と言っても念のため色落ちとか無いノーブルなもの)履いて行った訳ですが、他にもGパンの人を見かけてほっとしました・・・。

今回2階席から見ることになったのですが、演劇やオーケストラの劇場と違って座席の勾配が急なんですねー。
舞台と銀橋の間にいるオーケストラピットにいる人達の頭のてっぺんが見える・・・。
オペラグラス(3倍)を借りて見てみるとこれまたビックリ。
オーケストラピットの壁面のコンセントが見える。

まぁ、そんな楽しみ方もありかな、と。

大きな舞台装置がどんどん変わるのにもビックリしました。
どこに隠れているんだ、この舞台装置は・・・。

第1幕「アデュー・マルセイユ」の時代設定は1930年代のフランス、マルセイユ。
故郷マルセイユでの麻薬ルートの摘発の密命を帯びた1人の男性がマフィアとスリリングな駆け引きを、婦人参政権運動に燃える女性と淡い恋を・・・と言った内容です。(わからんってか?)

第2幕はショー。宝塚の原点、ラインダンスも入っています。

途中艶っぽ~い場面(男を誘う魔性の女みたいな)があるのですが、小道具が効いてますー。
クモの巣っぽい模様の在る寄り掛かれる小さな壁。
そこにまんまとひっかかる小さな昆虫・・・みたいな。

個人的に大好きっす。(爆)

あと、ドライアイスをもくもくと焚く場面があるのですが、あっという間に舞台に広がり、その下にあるオーケストラピットに襲い掛かる!!!
楽器はどうなる!演奏者はどうなるんだっ!?
と思ったのですが、いつまで経ってもドライアイスの煙はオーケストラピットに入っていかない。
どうやらちゃんと煙を吸引する装置があるようでした。なぁんだ。(コラ)

まぁそれはさておき、今回一番感動したところと言えば「階段下り」(ラストの、ではない)です。

えっ?って言わずに見てくださいよ、生を!
男役の方達が白いスーツを着て4列くらいに並んで階段を上から

シトッ シトッ

てな具合に下りて来るんですが、もう本当に美しい~!んですってば!

足を下ろすタイミングが完璧に同時、一糸乱れぬ隊列・・・。
もう、本当に凄いんです!
一度は見る価値あります、絶対に!

ということで、ちょっと宝塚にはまりかけております・・・。

スカパーの無料開放デーにはch800絶対見るぞ!オンタイムで見られなくてもビデオを撮るぞ!(今回ビデオが取れることをすっかり忘れていて撮り逃した・・・(涙))

P.S. 文中「醸し出す」って言葉を変換したときに、ふっと「ワイン」のイメージが浮かび、さらに「神の雫」の作者のコラムを読んだことを思い出しました。
「神の雫」の作者って2人の姉弟だったのね・・・。