たぬはは徒然記

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病院決定

2007-07-03 22:33:00 | 母のこと
昨日、仕事を半日休んで母と主治医のところに行って来ました

予約時間は10時半
でもその30分前には受付を済ませ、待合室で待ちました
今日は今後どうするかを決める日
でも母の心は決まってた
入院して手術を受けると・・・

予約時間より少し早めに名前を呼ばれた
母の兄であるおじさんも来てくれ、3人でぞろぞろと診察室に入る
その顔ぶれを見て主治医は少し驚いて
看護師に椅子を持ってくるよう頼む
私とおじは申し訳なさそうに座った

「さて、・・・」
主治医は私たち3人を見回して
CTの画像を見せてこれまでの検査の経緯を話してくれた
「Sさんは右肺の上のほうに腫瘍が発見されました」
私は覗き込む
うっすらと白い影が見えた
「この直径は1cm弱、7~8ミリといったところでしょう」
「・・・」
「この腫瘍が悪性か、転移しているか、確認するため
PET検査をしてもらいました」
PET画像は準備していなかった
「その結果、腫瘍の活動性は低く他に転移も見られませんでした
肺に腫瘍はあるが、すぐに対応しなければならないほどではありません
しかし、悪性ではないとはいえない
現段階では、悪性である確率と良性である確率は半々です
なので、1ヶ月、2ヶ月単位でCT検査で確認しながら
経過観察をしても大丈夫だし
希望があれば、すぐ手術をしてもいい
ということです」

ここまで説明を聞いて私は
あ、なんだ、母の腫瘍はまだ初期なんだ
と理解した

でも、すでに入院手術のほうに気持ちが傾いている母は
「体の中にある腫瘍を放っておくのは気持ちが悪い」と言う

おじが、
「そのままにしておいて、手遅れになることはないのか」
と聞く
「1、2ヶ月で手遅れということはないと思います」

母が「CTを何回も撮るのも、イヤ」という

やはりすぐにでも取ってしまいたいようだ

私たちの気持ちを察してくれ、主治医は
「分かりました
手術を希望されますね
では紹介状を書きましょう
どちらの病院にされますか?」

主治医が薦める病院の呼吸器外科の先生は
どちらもK大出身で年齢もあまり変わらない
症例数もどちらも多いほうだ
主治医は「どちらでも結構ですよ」という
母は、しばらく考え込んで
市街の少し高台にある、周りに緑も多い
K医療センターにする、と言った

主治医は紹介状と検査データをまとめたいので
明日取りに来て下さい、と言った
「ただ、呼吸器外科の先生が手術の必要がないといわれる
可能性もあります」とも言った
あとは、紹介先の診察による・・・

私たちは一礼をして、診察室から出た

ともかく、一歩前に出た






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