たぬはは徒然記

健康で、前向きに暮らしたい
訪問してくださった方からのコメント
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検診結果など

2007-07-30 18:26:34 | 健康
7月は、母のことでバタバタしてしまいましたが
6月に受けた健康診断の結果が出てました

基準値から外れていたものは

①尿検査の潜血反応・・・(+)
②血液検査のクレアチニン・・・0.80mg/dl
③血液検査の血小板数・・・37.9万/μl

の3点のみ
よく貧血のところでひっかかるんですが
今年は3月くらいまで鉄剤を服用していたので
今回は無事クリア~~

①②は腎臓の機能検査なので
ひっかかるのは分かるんですが
③は・・・ です

まぁ、特に気にすることはないでしょう


子宮ガン検診も最近受けてきまして
結果はクラスⅡ
次回は1年後でいいらしいです
良かった

今年は今の所涼しい日が多く
過ごしやすいので、身体の調子はいいほうです
何でもガツガツと食べれればいいけど
胃袋は大きくはないみたいで
あまり食べられないので
食事の内容に気をつけて
8月も乗り切らないといけないな

あ、そういえば今日は土用の丑の日
うなぎを食べる日ですが、
我が家は土曜日にうなぎを頂いたので
今日は別の献立です

術後

2007-07-25 23:47:08 | 母のこと
術後1日目
私は気にしながらも、すぐに飛んで行けない
もどかしい気持ちでいっぱいだった

2日目
夜、ご飯用意をしている時に母から電話があった
弱弱しい声だが口調はしっかりしている
手術に立ち会ってくれたお礼を言い
ようやく歩いてトイレに行けるようになった
と言っていた

3日目
身体に付いていたチューブ類、点滴などが全て取れた
「ようやく身軽になった」
と喜んでいた
気持ちも余裕が出てきたみたい

5日目
週末になり、ようやく病院に向かう
子供たちも一緒
病室に入ると、いない・・・
隣のベッドのおばあさんが
1階のレストランに行くと言っていたよ
と教えてくれた
レストランに行くと
実家の近所のおばさん達が来ていて
賑やかにしゃべっていた
母も顔色は良かった
手術後の顔とは比べ物にならない
ホッと一安心
レストランのコーヒーを飲みながら
話しをした
今隣のおばあさんのほうが容態が良くなくて
吐いてばかりいるので
あまり病室に居たくないらしい
子どもたちの顔を見て
(一応受験生なので)「頑張ってる?」
子どもたちは苦笑い

本当に今回の手術は(前と比べると)楽だったようだ
右脇の下の手術痕も小さくて、絆創膏一つで収まる
あとは右腕を上げるリハビリをするらしい
まだ手術後5日だというのに
「退院」もすでに視野に入りそう
だが、母は退院後の生活に不安があるようで
少しでも長く置いてもらいたい、と言っている
どれだけ“置いてもらえる”か分からないが・・・


それと前後して、私は父のケアマネージャーさんとも会ってきた
父は6月から“要介護4”
5段階の4にまで上がった
その背景には、母の今回の入院手術による
介護の困難もある
今後、どう介護していくか
専門家との会議に是非、私にも出席して欲しい
と言われた
もちろん、私も都合がつく限り出席したいと告げた


いよいよ手術

2007-07-21 22:29:32 | 母のこと
7月17日(火)
母の手術日

私は朝早く家を出て、電車バスを乗り継いで
K医療センターに向かいました
8時半には手術室に向かう、ということで
間に合うかどうかぎりぎりのところだったのですが
その10分前に病室に着くことが出来
母と会うことが出来ました
大阪からわざわざ来てくれた叔母もすでに来ていました
母の準備はほぼ出来ているようで
もう手術室に行くだけ
私は母から貴重品を預かり
実家に来ていた郵便物を渡したりしていると
看護師さんが呼びに来ました
K医療センターでは手術室に入ってから麻酔をかけるため
手術室へは歩いて行きます
2階の手術室の前で母を手を振って見送りました

麻酔など執刀前の準備にほぼ1時間
手術は正味1時間
術後の麻酔を覚ますのに1時間
昼ごろには終わる予定です

私は見送った後、母から頼まれた洗濯をしました
叔母は手術室の前で待っている
と言ってくれたので、お任せしました

11時過ぎ、看護師さんに呼ばれました
医師から説明があるので手術室の前に来て欲しい
とのことでした
手術室前の病理検査室に通されると
O医師が手術着のままで立っていて
私たちに母の肺の摘出したものを見せて
説明しました
「Sさんはやはりがん、腺がんでした」
医師の指す所に全体は赤っぽいが
一部黒ずんだ所がありました
「ここが、がんです」
本当に肺の端っこ
やはり1センチ弱といったところ
「今回の手術で全て取りきったといっていいと思います」
私たちは無事手術が終わったことを感謝し
お礼を言って出ました

母は肺がんだった
でも手術で取りきった
良かった・・・

しばらくして母と会うことが出来た
口には酸素マスク
血圧や心拍数、呼吸数を測り続けるモニター
尿のチューブや肺からのチューブ
膝から下には血栓予防のため定期的に圧力をかけている
まさにいろんなものにつながれている
麻酔は切れてきているはずだが
母は良く眠っていた
叔母と、今はよく寝かしておいたほうがいいと
いうことで、そばで静かにしていた

看護師さんは30分から1時間おきに見に来る
昼過ぎ、看護師さんが母の布団を直そうとして
そこで目が覚めたようだ
私と叔母は顔を覗き込む
酸素マスクから蒸気が漏れて眉毛辺りまで水滴が付いていた
タオルで拭いてあげると、「寒い」
というのでそばにあったバスタオルを掛けてあげて
看護師さんに毛布を頼んだ
「大丈夫?」
コクンと頷く
ちょっと喋っては咳き込む
呼吸が辛いのかな・・・
でも本人はそれほど辛そうでもない
2時過ぎに叔母が大阪に帰った
私も、母が痛がったり辛がったりすれば
ずっと居ようと思ったけど
容態は安定しているようなので
夕方、帰った

医師の説明

2007-07-16 17:04:18 | 母のこと
7月13日(金)
私は午後会社を早退してK医療センターへ向かった
呼吸器外科のO医師の手術前説明があるためだ

母の病室に着くと、そこには母の兄、叔父さんがすでに来ていた
病室は5階外科病棟、2人部屋だ
ちょうど近くに洗面所やトイレがあってちょうどいい

入院して3日目
この間、母は胃カメラ検査、大腸ファイバー検査を受けていた
大腸は異常なしだったが、胃カメラでは一部組織を取った
と言っていた

約束の時間は午後5時
私たちはその少し前に病室を出て
ナースセンターの前まで行き、しばらく待った

5時過ぎごろ看護師が呼びに来た
私たちは案内された部屋に入ると、すでにO医師が
パソコンとホワイトボードを用意して待っていた
「さあ、どうぞ。〈パソコンやホワイトボードが)見やすい
場所に座って下さい。」
O医師は背も高くがっちりした体格だった
話す声も良く通る声だ
「それではこれまでの経緯からお話しします」
と言って前のかかりつけ医での検査状況から説明しだした
そのあたりは前の主治医から聞いたとおりだった
見立ては同じ

腫瘍は1センチ弱
右肺の上葉のさらに上のほうにある
可能性としては
1)腺ガン・・・女性非喫煙者に多い
2)前ガン病変(AAH)
3)炎症(良性)
しかしその腫瘍はこれまでにサイズが大きくなっている
ということは増殖度が高い
つまり3)炎症よりは1)か2)のほうの可能性が大きい
故に今回は手術をして腫瘍周辺を切り取ってしまう
ただ、腫瘍は1センチ弱
現段階で手術をするにあたり、
肺がんと断定されていれば通常は上葉全てを切除するが
小さな敵に大きな戦いをする必要はない
というもっともな見解で“部分切除”とする
ただし、術中の病理検査の結果、悪性と判断すれば
上葉全てを切除する方向になる可能性もある、と・・・

手術は胸腔鏡手術
まず、気管の右肺に入る方を止める
すると、右肺はしぼむ
右腋の下からカメラを入れ、その他に2箇所穴を開けて
肺の外側から上葉部を部分切除する
というもの

手術は午前9時からだが午前中には終わる予定
術後は1日ICUに入る

副作用について
1)疼痛:3~4日程度あるらしい
2)肺炎(間質性)にかかりやすい
3)膿胸(肺の外側に細菌が入る)に注意

1)は避けられないが、2)3)にならないよう
注意しなければならないらしい

ここまでテキパキと説明された
私も聞きたいことは全て説明して頂いたし
何も言うことはなかった
あとはお願いするだけ

いくら初期とはいえ、いくら手術による傷跡が小さいとはいえ
肺を切除するのだ
母も神妙な面持ちだったが
無事手術が終わるよう祈るしかない

次回は手術日当日病院に行く


日程決定

2007-07-07 11:43:31 | 母のこと
昨夜、母から電話があった

昨日は母は一人でK医療センターに診察に行っていたのだ

私も一緒に行きたい気持ちはあったが
この先どうなるか分からなかったので、
まずは母一人で呼吸器外科の雰囲気、ドクターの印象を
味わってもらうことにした

電話の母の声は、意外と明るかった
私から「どうだった?」と聞くと
「入院、手術してもらうことになったよ」と・・・
昨日もいろいろ検査を受けたようだ
血液検査、心電図、CT・・・
まだ内科的な検査が残っていて、また月曜日に
行かなければならない、と・・・

肝心の日程だが

入院は、11日(水)
手術は、多分17日(火)
手術後、1週間から10日ほどで退院になる

というおおざっぱな予定

呼吸器外科のO医師から
ご家族の方に説明をしたいので
ということで
私は13日(金)午後5時にK医療センターに行く
その時に、細かな話しが出来るだろう

母はO医師について
「いい先生やわ~、良かった~」
と言っていた

そうか、それは何より
感じの悪い医師に、診てもらうことほど苦痛はないからね

13日に話しを聞いてみないとはっきりしたことは
分からないが、手術には付き添うつもり
大阪にいる叔母も来てくれるらしい
末っ子である母には心強い存在
私も一人より二人のほうが心強い


病院決定

2007-07-03 22:33:00 | 母のこと
昨日、仕事を半日休んで母と主治医のところに行って来ました

予約時間は10時半
でもその30分前には受付を済ませ、待合室で待ちました
今日は今後どうするかを決める日
でも母の心は決まってた
入院して手術を受けると・・・

予約時間より少し早めに名前を呼ばれた
母の兄であるおじさんも来てくれ、3人でぞろぞろと診察室に入る
その顔ぶれを見て主治医は少し驚いて
看護師に椅子を持ってくるよう頼む
私とおじは申し訳なさそうに座った

「さて、・・・」
主治医は私たち3人を見回して
CTの画像を見せてこれまでの検査の経緯を話してくれた
「Sさんは右肺の上のほうに腫瘍が発見されました」
私は覗き込む
うっすらと白い影が見えた
「この直径は1cm弱、7~8ミリといったところでしょう」
「・・・」
「この腫瘍が悪性か、転移しているか、確認するため
PET検査をしてもらいました」
PET画像は準備していなかった
「その結果、腫瘍の活動性は低く他に転移も見られませんでした
肺に腫瘍はあるが、すぐに対応しなければならないほどではありません
しかし、悪性ではないとはいえない
現段階では、悪性である確率と良性である確率は半々です
なので、1ヶ月、2ヶ月単位でCT検査で確認しながら
経過観察をしても大丈夫だし
希望があれば、すぐ手術をしてもいい
ということです」

ここまで説明を聞いて私は
あ、なんだ、母の腫瘍はまだ初期なんだ
と理解した

でも、すでに入院手術のほうに気持ちが傾いている母は
「体の中にある腫瘍を放っておくのは気持ちが悪い」と言う

おじが、
「そのままにしておいて、手遅れになることはないのか」
と聞く
「1、2ヶ月で手遅れということはないと思います」

母が「CTを何回も撮るのも、イヤ」という

やはりすぐにでも取ってしまいたいようだ

私たちの気持ちを察してくれ、主治医は
「分かりました
手術を希望されますね
では紹介状を書きましょう
どちらの病院にされますか?」

主治医が薦める病院の呼吸器外科の先生は
どちらもK大出身で年齢もあまり変わらない
症例数もどちらも多いほうだ
主治医は「どちらでも結構ですよ」という
母は、しばらく考え込んで
市街の少し高台にある、周りに緑も多い
K医療センターにする、と言った

主治医は紹介状と検査データをまとめたいので
明日取りに来て下さい、と言った
「ただ、呼吸器外科の先生が手術の必要がないといわれる
可能性もあります」とも言った
あとは、紹介先の診察による・・・

私たちは一礼をして、診察室から出た

ともかく、一歩前に出た





母と話し合い

2007-07-01 21:44:02 | 母のこと
明日の通院を前にして、今日母とゆっくり話し合った

基本的に手術を受ける方向であること
病院をどこにするか、分からない、と・・・

私もHPで調べたが、候補の病院の呼吸器外科では
「うちはここまで進んだ治療を行っています
患者様一人ひとりの病状に対応します
インフォームドコンセントを実施しています」
と、すばらしいことばかり書き並べていて
どの病院のどの医師が良いのか分からない
(って、当たり前か・・・)

なので、私としては明日母と診察室で
まず、検査データを見させてもらいたい
で、主治医の見解をもう一度確認したい
そして、母としては手術を希望していることを伝え
どこに紹介状を書いて頂くかを決める

K大付属病院
K医療センター
県立T病院

どの病院も、実家からは小1時間かかる
でも、離れているからこそじっくり治療に専念できる、と母は言う
私としても、そのほうが良いと思う
どこになるかは明日決まる、決める
そして、紹介状をもらってくる予定

父のこと・・・

父は昨日から1ヶ月間の契約で老人ホームに入所した
とりあえず1ヶ月
その先は、母の治療がどれくらいかかるかによる
更新して同じホームでお世話になれるかどうか
母によると、ケアマネージャーさんと相談しないと
いけないらしい
手続きなどもあるから・・・

お金のこと・・・

私はそんな心配まだしなくていい
といったが、母は気になるらしい
父の入所費用と自分の入院費用
「あなたに金庫の開け方教えておこうかしら」
なんて・・・
「いざとなったら、私の蓄えだって少しはあるから大丈夫だって」


母には心配事が多過ぎる
お陰で胃の調子も良くないらしい
「どうせ、入院するんだもの
一緒に診てもらうよ」

前回の15年以上前の腎臓癌の時に
私は幼い我が子の子育てで
母の入院、手術にあまり係われなかった
今回は私がちゃんと見ないと、と思っている


写真のおまんじゅう
「氷室まんじゅう」といいます
こちらの風習で、毎年7月1日に食べます
7月1日、氷室開きといって
冬の間に降り積もった雪を雪室に保存しておいて
この日にその雪を大名に献上しました
暑さが厳しくなってきますが、それを乗り切る
という意味があるようです
今年の夏は、暑いかな~~