現在、けものフレンズは「10周年」の真っ只中。
既にたくさんの企画が展開する中、それは訪れた。
寂しかった。でも、感動、感謝、希望。そんな気持ちが溢れていた。
3月4日。突然の知らせだった。
けものフレンズVぷろじぇくと、ジャングルキャット卒業…。
ジャングルキャット、通称ぐるるは、こぞう(シマリス)と同じく「けもレン」、そして「けものゲーマーズ」のメンバー。
ゲーム、特にFPSが好き、お馬さんが好き、猫が好き…そして僕としては「絵が非常に上手い」という印象が強かった。
そして、本人もあまり得意ではないと言っていた「歌」に関しても、活動の中で上達していく様子はエモかったし、数ヶ月前にはソロ曲が披露されるなど、ぐるるもまたその活躍や成長に目覚ましさを感じる一員だった。
パンツに妙な執着を持つといった変態な面もあったものの(笑)、ぐるるのけもVでの随一の個性としては「ママ」があるだろう。その雰囲気や包容力に加えて、コメ拾いとかも丁寧だったし、個人的な思い出としてはマシュマロ雑談でちょっとしたムチャぶりに応えてもらえたこととかも忘れられない。
この2年半で積み重ねてきたものは、やはりたくさんある。
卒業の知らせは突然だった。しかし、遠からずこんな日が来るような気は薄々していた。それは、他のこぐるたちも同じだったようだ。
ケプ子の時に感じていた兆しやこぞうの時の伏線ともまた種類が違うが、ぐるるもぐるるで気になることが複数あった(あえて何かは言わないでおく)。だから、心のどこかでは「ついにきたか…」という感情があった。
やはり、何度経験しても別れは辛い。寂しい。しかし、ぐるるなりにたくさん考えた末での判断であることは確かだし、後述のラスト配信で本人が語った卒業の理由もまさにぐるるらしくかつ前向きなものだった。やはりこれまでの感謝をこめて笑って送り出すのが一番なのだ。
話が戻るようだが、そうは言っても告知が急なことも間違いなかった。なんせ、告知からラスト配信まで1週間もなかった。
卒業に際しては、僕としてはこれまでもしてきた通り、イラストも描きたいしブログも書きたいし(この記事がそれ)プレゼントやお手紙もできれば送りたい。しかし実際の卒業までにはあまりにも時間が足りなかった。さらに欲を言えば残りをじっくり過ごす時間も欲しかった。しかしこれも「ぐるるにはぐるるの都合があるのよ」として受け入れるしかない。時間はかかっても、感謝の気持ちを込めてやりたいことはやればいい(だからこうしてブログも書いている。イラストも完成次第この記事にも追加したい)。
そして何より、ちゃんとした"卒業"を迎えることができること、ちゃんと送り出してあげられること。それもまた幸せだしありがたいことだと思っている。
最後の時をしっかり見届けよう、という心持ちで過ごした1週間弱、そしてついに迎えた3月10日19時。ぐるるのラスト配信だ。
配信にはウサコも来てくれた。
メッセージ、思い出話、ウサコからぐるるへ、ぐるるからウサコへのお手紙、お歌…。
ささやかながらも笑いあり涙ありで、忘れられない時間になった。
それだけではない。卒業ボイスも発売された。
こちらもぐるるの集大成といった感じで、積み重ねもあってウルっときてしまった。
かくして、ぐるるのVTuber配信活動は終了した。
あれから数日が既に過ぎているが、まだあまり実感が湧かないというのが本音だ。しかし、ぐるるが卒業したのは紛れもない事実。けもVを離れても、ぐるるの頑張りをこれからも応援していきたい。
つくづく思うが、卒業までたくさん楽しませてくれたメンバーにも、変わらず活動を続けてくれているメンバーにも、本当に感謝しかない。けもVにも、けものフレンズ全体にも、まだまだ世話になる気しかしないので、今後もたくさんの「ありがとう」が生まれることになりそうだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます