~人生はあてなき旅に似ているか 道はいくつも枝別れせり~
滋賀医大・滋賀県主催のシンポジウムです。病も寿命さえも違う男と女。誰もが生き生きと仕事し暮らしていくための手立てをともに考える…というコンセプトです。
講演会の資料です。
立っている方は手話をしています。
いろんな視点から「男女共同参画」についての講演&パネルディスカッションです。
①脳科学専門の視点から…ジェンダー依存性の疾患は性別役割意識に支配される社会・文化と深く関わっている。この新しい概念をもとに日本人の三大死因が全て男性のほうが罹りやすい、ジェンダー依存性の病気であることに注目し「男女の脳を同じにすること」についての見解を述べました。
②臨床心理学の視点から…社会に不合理や矛盾があるとき、皮肉にも人間の生きにくさ、苦しさ、悩みという形で問題を呈している、という見解です。
③社会学・社会制度の視点から…多様な性(性同一性障害・マイノリティを含め)にかかわりなく、各人が個人単位でワーク・ライフ・バランスある生活を営むようになればいい、との事です。
④子育て中の女性医師の視点から…出産・育児といった過程を経ながら働き続ける事は困難が多い。この期間は仕事の面でも充実し大きく成長できる期間と重なっている。子育て世代が就労を続け、各仕事の専門性を習得できるかどうかが、今後の社会の発展という点で重要になる、との事です。
いろんな側面から「男女共同参画」について知る事が出来ました。
今日も(初夏のような)沖縄の現地特派員からステキなお花の写真が届きました。
また、今週も一週間よろしくお願いいたします…
長い月日が過ぎましたが
まだまだ、道は遠いのだなあと
感じました
そうなんです、まだまだといった感じですが少しずつ良くなってくれれば…と思います。