~植物園,八十八歳米寿です一万二千種類の花々~
久しぶりの「まいまい京都」は京都府立植物園です。ガイドは名誉園長の松谷氏です。
八十八年前の写真を見ながら植物園の歴史について学んでいます。右は、イチゴノキです。秋ごろ収穫してジャムにして、園内のショップで販売しています。
Jリーグが出来た頃、この植物園をつぶしてサッカー場にするという案も出たらしいですが、地域住民の反対で何とか存続して現在に至っているとのことです。
このあたりは「北山文化環境ゾーン」と呼ばれていて、大学もたくさんあります。京都ノートルダム女子大、京都府立大、京産大、大谷大…佛教大も近いです。
ツタンカーメンのエンドウです。
日曜日の京都新聞朝刊で大きく紹介されました。 ムスカリです。
いつも、来た時はキレイなお花ばかり見てしまいがちですが、本日は普通の人があまり注目しないで通り過ぎてしまう樹木や歴史などを解説していただきました。
みんなで、マツボックリを触っています。
一本一本、苦労話なども交えての楽しい解説です。関西の植物界では有名な方で、新聞・テレビなどに登場したこともあります。天皇・皇后両陛下をご案内した時のエピソードが印象的でした。
珍しいところでは、レバノン杉というのがありました。あの「ノアの方舟」の材料です。
源氏物語にも出てくる「連理の枝」です。2本の木が成長して、上部で1本になるという現象です。昔から、夫婦に関する事など縁起が良いとされています。
紅葉の名所を教えていただきました。
職員による「エアースコップ工法による桜の勢樹回復」の解説です。ソメイヨシノの再生プロジェクトとして、木を傷つけないように空気圧によるエアースコップで土を掘り起こします。
全国ではじめてこの工法を取り入れたのが、この植物園です。右は、コマクサです。
ミズメ…カバノキ科近くで匂いを嗅ぐと、エアーサロンパスのような匂いがします。
京都の絶滅危惧種と言われている「カギカズラ」です。よく見てみると…
δのようなものがあります。「生き抜くための戦略」だそうです。松谷氏は京都新聞や全国紙、雑誌などで多数の論文を書いています。
松谷氏曰く「超、必見!秋のフウ」だそうですので、みなさんもぜひ秋にどうぞ…
美しいネーミングの西洋アジサイです。日本のアジサイと違って、夏の終わり…9月ごろが見ごろらしいです。
アンネ・フランク…はじめは薄いオレンジ色で開花して、その後、外側からだんだん赤く色づきます。2度、楽しめます。日本人の技術力の高さを感じます。
名誉園長による、魅力たっぷりのガイド…とても全ては紹介しきれません。
入園料200円、地下鉄「北山駅」③出口すぐ、交通の便もいいので京都観光の際はぜひお越しください。
すごく広そう…
うちの近くにも、こんなところがあったら通っちゃうのですが!
(*^^)
たしかに、癒されますね~
いろんな植物に出会えてよかったです!
さすがに今朝は疲れて日焼けしていますが…
甲子園6コ分の広さでした~
「まいまい京都」以外にもたくさんのツアー客でにぎやかでした。
京都観光の際にぜひ…
Jリーグには、もっと、何々跡地、と言う方向で頑張って貰いましょう。
私が寄ったときには、もう少し、小さな規模の、温室みたいなところで、蒸せ返りそうになった記憶で、こんな裏山みたいなところ、あったのねぇ、との印象ですが、写真だと、大きな樹を写すと、ジャングルに見えるのかなぁ。
この ムスカリ はすごいね。
学生の頃 京都の植物園に行ったことはあっても、その頃には、植物に興味がなくてね。
今行ってみたいけど、もう無理だし・・・・!!
でも、写真でこうして見せて貰えるので、ありがたいです。
また、ヨロシク☆
私も何度も行った事がありますが、キレイなお花しか見ていませんでした。
ガイド付きで散策してみると、意外と奥行きがあるのでビックリしました。
甲子園球場6コ分だそうです。
決してムリではありません…佛教大に入学したら、スクーリングの時にでもご案内いたします(笑)