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SEゴルファーのOJTレポート ~職場のゴルフコンペブービー から THE OPENロイヤルトロフィー への挑戦 ~

このブログは、私のゴルフ理論を書く「ゴルフ雑誌の連載コラム」のようなものです。日記(私生活の記録)ではありません。

いろいろなパーがある

2011年12月17日 | スコア分析
「あるホールのスコアがパーだった」というだけでも、既にプレー状況に関する情報が欠落してしまっているのです。
パーにもいろいろなパーがあります。パット数に着目しただけでも、パーオン2パットのパー、ボギーオン1パットのパー、チップインのパー、などに分かれます。そして、パットがどうだったのか考えると更に分かれます。2mのバーディパットを外してパー、20mのバーディパットが5m残ったがそれを入れてパー、2mのパーパットを入れてパー、10mのパーパットが入ったのでパー、などです。ボギーオン1パットのパーであれば、ボギーオンのショット内容で更に分かれます。カラーからOKの距離に寄せた、残り50ヤードから5mにつけた、100ヤード以上残っていたがナイスオンした、などです。
パーを例にとっていろいろなルートのパーがあることを書きましたが、ボギー、ダブルボギー、それ以上、にもいろいろなルートがある訳です。打数が多いほどルートのバリエーションは増えてきます。
スコアと共にルートを記憶・記録しておかなければ、実力通りのショットの重なりだったのか、奇跡の1打が混ざっているのか、が分からなくなってしまうのです。ルートを完全に記憶・記録しておけば、自分の得意不得意も分かるし、シチュエーション毎にどのくらいのパフォーマンスを出せているのかというナイスショット確率も分かってきます。

目標スコアに対するアンダー・オーバーを表示するソフトウェア

2010年10月13日 | スコア分析
2009/11/21の記事で紹介した Golf Score Simulatorというソフトウェアでは、ラウンドした結果のスコアが目標スコアに対してどれだけアンダー・オーバーだったかを表示することもできます。
目標スコアの設定方法は以下の4つです。
(1)自分のハンデキャップ値とホールのハンデキャップ値から各ホールの目標スコアを算出
(2)目標とする腕前(飛距離やパーオン率など)から各ホールの目標スコアを算出
(3)ホールの距離に応じた目標スコア数値を各ホールの目標スコアに設定
(4)そのコースの各ホール毎に目標スコアに直接指定
目標スコアと結果スコアの比較に関しては以下の情報を出力します。
・ホール毎の比較、ハーフ毎の比較、アンダー・オーバーのホール数、の3つを出力
・ショット、アプローチ、パット、合計、の4つに分けての比較を出力
・目標、ミスを考慮した目標、結果、結果と目標の差、結果とミスを考慮した目標の差、の5項目を出力

※Golf Score SimulatorはVectorにて公開されていて、無料で使用できます。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/home/se478652.html

GPS距離計のログを分析するソフトウェア

2010年04月17日 | スコア分析
GPS距離計のログ(地点情報、ショット履歴)を分析するソフトウェアがあります。
まず、プログラム(ソフトウェア)で、ログ(地点情報、ショット履歴)のファイルから各ショットの飛距離を算出してテキストファイルに出力します。
そして、エディタを使用して、各ショットの飛距離のテキストファイルに各ショットの使用クラブを自分で書き込みます。
最後に、プログラム(ソフトウェア)で、使用クラブと飛距離が書いてあるテキストファイルを複数ファイル読み込み、各クラブ毎の平均飛距離を算出します。
Shot Data Hackerというソフトウェアで、以下のURLからダウンロードして、無料で使用することができます。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/home/se482840.html

腕前からスコアを予想するソフトウェア

2009年11月21日 | スコア分析
ドライバーの飛距離、アイアンでのナイスオン確率、寄せワン成功率などの腕前に関するデータを入力すると、コースをラウンドした場合の予想スコアを算出するという珍しいソフトウェアがあります。Golf Score Simulatorというソフトウェアです。
自分の今の実力を入力してみるのも良いし、ドライバーの飛距離があと30ヤード伸びたら、寄せワン成功率が2倍になったら、などと目標とするパフォーマンスを入力して、そのパフォーマンスを達成できたらどのくらいスコアが良くなるかを想像するのも良いと思います。
このソフトウェアはExcelのワークシートなので、そんなに複雑な計算はしてないと思いますが、そこそこ当ってる感じで面白いです。計算方法を見るとホールの距離を元にそのホールのスコアを算出して18ホール分積み上げています。そのホールの距離からそのホールのスコアを算出する部分は2009/06/10~2009/07/15の記事に書いているような発想と同じ考えが盛り込まれているようです。

※Golf Score SimulatorはVectorにて公開されていて、無料で使用できます。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/home/se478652.html

Golf Score Hackerの出力データの解説

2009年08月12日 | スコア分析
今回はスコアを分析したデータに関して、Golf Score Hackerで計算され出力される値の見方を記述します。
1ラウンドおよびハーフ毎のショット数、アプローチ打数、パット数、ロングオン数の合計という項目があります。アプローチは100ヤード以下からグリーンに乗るまでのショット、ロングオンとは100ヤード以上のところから直接グリーンに乗せられて、そのホールではアプローチを打たなかった場合です。
ストローク分析として、1ラウンドでのパーやボギーなどの比率という項目があります。ホールのパーの値(パー3かパー4かパー5か)毎の計算と、ハーフ毎の計算もされます。
パーオン率という項目があります。1ラウンドでパーオンしたホールの比率です。パーオンとはパーの値-2打かそれ以下の打数でグリーンに乗せた場合です。例えば、パー4のホールで2打でグリーンに乗せた場合です。
ペナルティ分析という項目があります。フェアウェイキープ、OB、ペナルティ、バンカー落下、サンドセーブ率、リカバリー率、パーオン時バーディ率、パー5-2オン率、パー4-1オン率が計算されます。サンドセーブとはガードバンカーから1打で脱出して、1パット以下でホールアウトすること、リカバリーとはパーオンを逃した状況からパーかそれより良いスコアでホールアウトすることです。各値はハーフ毎と1ラウンドでの比率が計算されます。
パット分析という項目があります。パーオン時、ボギーオン時、その他、の3つの状況別と全体の合計に関して、何パットしたのが何パーセントかと平均パット数が何打かが計算されます。
打率分析という項目があります。ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティのショットについて、ナイスショット、まあままのショット、ダメなショットの3段階についてそれぞれ比率が何パーセントかが計算されます。
アプローチパター分析という項目があります。アプローチ開始時点(最初に100ヤード以下に行った場所)からホールアウトまで何打を要したか(アプローチとパターの合計)に関して、ヤード毎と全ヤード合計で、何打でホールアウトしたのが何パーセントかと、ホールアウトに要した平均打数は何打かが計算されます。
アプローチ成功率という項目があります。ヤード毎と全ヤード合計で1オンしたのが何パーセントかが計算されます。トータル成功率というのは、グリーンに乗るまでにアプローチを2打要したら成功率50%となるという計算で計算されます。
寄せワン成功率という項目があります。ヤード毎と全ヤード合計で寄せワン(アプローチでの1オン1パット)した比率が計算されます。トータル成功率というのは、グリーンに乗るまでにアプローチを2打を要したが、パターは1パットだったら成功率50%となるというような計算で計算されます。
パターン分析という項目があります。パーオンを狙うショットが残り何ヤードの地点であったかと、そこから何打でホールアウトしたかに関する値です。0はパーで上がった場合です。
ロングオン分析という項目があります。ショート1オンはパーオンを狙うショットが100ヤード以内からのアプローチでそのショットが1オンした場合、ロング1オンはパーオンを狙うショットが100ヤード以上からで1オンした場合、その他のロングオンは100ヤード以上の地点でここから乗ったらボギーオンかそれ以上という状況でのショットがグリーンにオンした場合です。
なお、パターン分析とロングオン分析ではパー4の第1打とパー5の第1打第2打でOBなどのペナルティを打ってしまった場合は計算に修正を加えることができます。
ヤード分析という項目があります。ホールのヤーデージに対して何打でホールアウトしたかです。そのヤーデージのホール数の比率と、何打でホールアウトしたのがそれぞれ何パーセントと、平均何打でホールアウトできたかの打数が計算されます。
なお、単位がパーセントである値は、1ラウンド(もしくは複数ラウンド)の全ホールに対するパーセントの値と、そのシチュエーションになったホールの中でのパーセントの値がありますので、注意が必要です。