お隣のリンゴ、種類は祝いという青リンゴの薄いピンク色の花が咲いた。実家でもリンゴを作っていた時期が有り、お盆前に収穫される祝いは硬いサクサクとした歯ざわりで少し酸っぱく爽やかなリンゴで私は赤いリンゴよりもこれの方が好きだった。
青いリンゴにはインドリンゴという種類もあり、こちらは酸っぱみが無く甘いリンゴだった。花が実となり少し大きくなと摘果という数を少なくして大きく育てる作業が有り、次いで袋かけをしたり、病気に罹らないようする消毒作業は危険な劇薬を使うので身体にかからないように防護しての作業でたいへんだった。
こうした懐かしい思い出のリンゴ栽培だが若い頃の私は怠け者で見ているだけで殆ど手伝った記憶はなく祖父と両親が懸命に働いた。今リンゴを食べるとリンゴ作る人のご苦労がよく分かり噛みしめながら丁寧にいただくことにしている。
福島県人の私のとってリンゴと桃と柿は欠かせない郷土の人達のご苦労をを偲ぶ果物である。
青空に良く映えるリンゴの花
2軒隣の家の庭に咲くリンゴ