Truth Diary

東北大学ギャラアリーひすとりあ

 本日宮沢賢治の童話集注文の多い料理店を読むゼミに出席した。放送大学宮城学習センターが利用している東北大学の建物は、旧東北帝大理学部生物学教室で大正13年建てられた鉄筋コンクリート3階建で仙台では初めての物、更に周辺の道路から見える円形コーナーの美しさは建築都市景観的に優れプロポーションと歴史的建造物として建築関係者の名所となっている。
 半地下の1階フロアに新たに設置された東北大学ギャラリーひすとりあは6室の展示室からなり仙台城跡の発掘調査から出土した埋蔵品の展示、工学部研究室で使用された古い時代の電気の実験機器や、映写機、電動機など強電関係実験に使われた機器、光ファイバーなど通信に使われたケーブル、金属材料の研究で有名な本多光太郎所長らの発明品などの展示品など多様な展示が6室からなる部屋毎に観られる。我が国最初の女子大学生となった3人のパネル紹介や東北大学総長をも務められた発光ダイオード研究で有名な西沢潤一氏の生い立ちからの生涯の紹介をした部屋もある。
 登録有形文化財指定のレトロな煉瓦造りの建物、周りを囲む巨大樹木の美しさ百万都市の都心とは思えない静寂な学都仙台を象徴するロケーションは魅力あふれる知のスポットとして歴史的建造物を巡るキャンパスツアーや市民交流の拠点として利用されている。

鮮やかに色づいた巨木に囲まれたアカデミックな建物は知の文化を語り継いでいる。

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