Truth Diary

better half とは

 再度4月16日に借用した、幻冬舎出版、岩崎哲夫氏のコラムから借用させていただきます。

 better half、これは日本語でのイメージも持ちやすい言葉ではないでしょうか。直訳すると、「よりよき半分」で、一般的に夫が自分の妻をくだけて呼ぶ時に使われます。Let me introduce you to my better half.(君に妻を紹介するよ) というように使います。妻から夫に使うこともありますが、こちらはまれです。

 結婚によって男女は一体になるという、キリスト教的な考え方が色濃く出た言葉ですが、日本に限らず世界中で理解されている考え方でしょう。ただ、日本ではどうしても「奥さん」や「愚妻」というように自分の妻に良い表現をしないことが多いものですが、ストレートに相手のことをbetter half、自分よりすばらしい片割れである。という言い方をするのは、アメリカ英語のよいところかもしれません。

 似た意味の言葉で、best piece もあります。

 ここで使われているbetterという単語は、good,well  の比較級ですが、センテンスによってニュアンスが多少違ってきます。普通に比較級の文章でも勿論使いますし、I feel better today. のように使えば、普段より調子がいいというより、悪かった調子が少しはましになったという意味になります。

 また、half は、「(一とつのものの)半分」という意味から、「不完全な、半端な」という意味も持っています。half-baked は「生焼けの」、half knowledge は「生半可な知識」、half-wittedは 、wit(機知・知力)が人の半分しかない、ということで「まぬけな」という意味になります。

 私のhalf knowledgeは、場をわきまえないhalf-wittedということになりそうです。

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