Truth Diary

庭の花

 団地の中の狭い庭で春の兆しを感じる花が咲き始めた。先ずこの家を買った時に仙台市から、記念樹としていただいたピンクのコブシ、本当は白い花が好きなのだが、咲いてみたらピンクの姫コブシという木だった。植えた場所が悪いのか成長が遅く20年にならんするのに未だ痩せて細い幹のままだ。
 釣りが好きで春先山に入ると青空に映える白い飾り気がないコブシの清々しさが好きだった。白い花と言えば同じく山奥の清流に山ワサビを見つけてイワナと一緒に魚籠に入れて持ち帰り、庭に植えたものが、その後毎年芽を出し花をつける、白いちいさな花が好きだ。
 そして春と言えばカタクリの花、山の斜面などに、うす紫の小さくて可憐な花をつけている、控えめな感じが好きな花だ。
 これも釣りに行った時に欲しくなり庭に持ち帰ったものがその後春になるともひっそりと花をつけている。同じく、水芭蕉は葉を出したばかりでもう少しすると白い花を見せるだろう。
 昔みたいに山に釣りに出掛けなくなり庭の花で我慢している。しかしたまには熊に遭遇した時の準備を万全に澄んだ空気と小鳥のさえずり、そして青空に映える白い花を見に行きたいと思っている。

姫コブシの薄紅色の花が咲き始めた


山ワサビまだ茎が伸びきらないこれからもっと伸びるはず


カタクリ一輪

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