藤崎デパートで開催されている河北美術展を観に行った。ここの処連続入賞されている会社先輩の松宮さんが今年も渋谷栄太郎賞を受賞された。奇しくもその隣に同じく先輩の菅原さんの作品が入賞で展示されていた。但し会場が狭くなったのか本館７、８階と一番町館に分断されているのは厄介だった。
先輩方には芸術家が多く毎年OBの美術展が開催されている。 こうした職場風土に感化され私もカルチャーセンターで絵画を習つた事もあったが才能が無いのは自分でよく分かり、絵の道具はしまい込んだままだ。
もっぱら鑑賞する方にまわり、世界的に有名な美術館は少しだけ廻った処だが、観るのと描くのは全く違うものだと自覚しもっぱ観る事に専念している。娘も高校時代は美術部に在籍したがやはり才能が無いのを自覚したのか今は美術史の研究者を生業としているようだ。少しばかり自分の血を引いているのかなと思う。
たまには絵筆をとって白いキャンバスに思いっきり絵の具で描いてみたいと思う事もあるが何の面白味も無い平凡な絵になるので最初意気は消滅してしまうのがオチだ。餅は餅屋の諺に従うべし。
開催されている仙台、藤崎デパート
