Truth Diary

晩年こそ人生

 定年退職したら後の人生は付録だろうか。もう晩年だから終活と老け込むか、余裕のある人は悠々自適な生活を送ろうという人は多い、私も現役中には退職したらたっぷりの時間で趣味の世界に没頭できると指折り数えていた組だった。
 今80歳目前のまさに晩年終活期である。
 嫌な事たいへんな事は遠ざけてひたすらお迎えが来るのを待つ事で良いのだろうかと疑問に感じる昨今。
 人生の終活、オマケの人生では寂しいではないか、晩年こそ人生を謳歌すべきではないか、糊口を注ぐための永年仕事を通じて精神的肉体的な苦難に立ち向いそれを乗り越えてきた知恵や人間力という宝が有るではないか
 円熟した問題解決能力や困難を理解し助けてくれる友もいる。
 こうした恵まれた財産を埋もれさせるのはまさに宝のもちぐされでしかない。今迄やりたくて出来なかったことがあれば是非挑戦しよう、失敗を恐れもう歳だからとずやらずに後悔するよりやって後悔するほうが良いという前向きな気持ちで限りある人生を充実させようではありませんか晩年に出遭えた友は本当の友になるとの俚諺もある。伊集院静氏は同じ作家の井上ひさしから「晩年のよい作家になりなさい」との助言をもらったと振り返っている、晩年こそが人生だと謳歌したい。

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