4月19日広瀬名取川漁業共同組合で7月1日鮎釣り解禁を前に、鮎の放流を行った。私も昨年から組合員に加わり、今回の放流に参加した。
昨年と同様に、放流鮎の行動範囲を確認するために、放流鮎の一部に、目印として泳ぎに影響の無い、”脂ビレ”にはさみで印をつけて放流した。釣り人に協力を依頼し、釣った鮎に目印があれば、この地点で捕獲したのか報告してもらい放流地点からどの程度まで移動しているのか確認し、今後の放流の参考にするのだそうだ。
また、宮城県内水面水産試験場では、郡山堰に設置した魚道の効果を確認するために、天然鮎の溯上状況を調査する方法として、天然魚と人工放流魚を、鮎の下顎側線孔の並びかたの違いで見分ける方法を説明し、釣り人に捕獲した鮎の調査報告を依頼している。
宮城県内水面水産試験場作成資料、引用