Truth Diary

外国人就業の実態と危惧

 夕方急にビールが飲みたくなり近くのコンビニで Suica(JRなどの乗車カード)で支払い、それをレジに忘れて来たことに翌日気付き、その事を言い利用時間帯を伝えたら Suicaに拾得時刻や状況など几帳面な文章で書かれた付箋がついていた、昨日のアルバイト青年の誠実そうな笑顔が浮かんだ、きちんと教育され忠実に対応している若者に嬉しくなった。
 また一月ほど前仙台法務局に用事があり夕刻になり、空腹を満たすためコンビで軽食と飲み物を買いそこの休憩所で食べたがその時の店員は東南アジア系の若者で流暢とは言い難い日本語で応対してく他の商品も勧められ商魂たくましいが親切だった。
 こうした深夜勤務などの敬遠される職種に外国籍労働者が多いとは知っていたが、そうした実態が先日の未明東北自動車道で起きた悲惨なバスとトラックの衝突事故であからさまになった。エンジントラブルで停車中の夜間送迎バス後部で、故障点検中の運転手らに大型トラックが追突し、乗客・運転手ら3名が死亡するという事故だった。バスのドライバーは18時間連続運転していた女性経営者だと言う
 亡くなった乗客はネパール国籍の若者2名で、昼は仙台の日本語学校や自動車大学校(整備などを学ぶ)で学び、日本での就業を目指していて、その生活費と学費を捻出する為、夜は夜間バスで岩手県にある食品加工工場で夜通し働き、明け方仙台に戻り休む間もなく学校に通う生活を繰り返していたと言う。
 働く場のない貧しい国から、職を得る為に我国に来てこんな厳しい生活を余儀なくされている隣国の若者がいる、それは、母国で暮らす家族を養うためであり自国には働く場が無いという事情もあるのだろう。
 出来るだけ安い労働力に頼り、外国籍の若者を受け入れている企業の中、大手宅配業の集荷センターが近くにあり早朝送迎バスに出遭う、それは同様な形態で働く外国人労働者達であろう。
 こうした歪は必ずどこかで破綻する、経営者・事業者は弱者いじめ、過度な利益追求態様を改め、労働者をまっとうな働き方が出来る環境において欲しい。
 前出のコンビニのアルバイト学生はその好い例であろう。日本の雇用は間違っている。外国人を正規に受け入れ雇用環境を改善すべきだ。

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