昨日、山形大学付属博物館がリニューアルオープンし、その記念公開シンポジュームが開催された。長女が基盤教育院講師兼博物館研究員としてお世話になっていて、この事業に関わっていた関係から、オープンまでの慰労の意味で博物館の観覧と、シンポジューム聴講に行った。
仙台駅前からバスに乗り1時間で大学近くのバス停に着く。その本数の多いのに驚く。市内路線バス並の本数と料金は、既に山形市と仙台市は普通の通勤圏なのだと感じさせられる。キャンパスに入るのは、長男の入学時以来で、その変わりように驚く。
25年前、下宿用の家財道具をマイカーに積んで峠を越えて送って行ったものだ。息子と娘が両方供お世話になるとは思いがけない縁というもの。
総合大学の博物館らしく広範な展示物、国立大学法人化し、少ない予算をやり繰りしながら工夫された、博物館リニューアル事業は、学芸員を目指す学生の実習を兼ね、手作り感がありながらも、研究に真摯に向き合う姿勢が垣間見られ好感が持てた。「景観の何が人を引き付けるのか文学・美術・科学の視点から」をテーマとしたシンポは、3分野から基調講演があったのち、パネルディスカッションが展開され、地元の景観や自然を基に、大学は研究者は、山形の為に何が出来るのかなど熱のこもった議論が交わされた。終了後約2時間で自宅に着く便利になった。
銀杏の落ち葉が一面に敷き詰められたキャンパス
イントランスに博物館の文字が、
各大学からの専門家、パネリストの方々の熱のこもったデスカッションに聴衆も熱心に聞き入る。
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