横向きながら睨みきかす ニワトリの不思議な視覚
ニワトリはキジ科の鳥で、原種は東南アジアに生息するセキショクヤケイ(赤色野鶏)である。キジ科は人里に隣接した環境を主な生息地とする里鳥で、人目をひきつける華やかな羽装を持つのが特徴だ。長距離を飛ばず、採食など一日の大半は土の上で過ごし、営巣も地上でする。
■人類にとってかけがえのない食品
鶏肉と鶏卵は宗教上の理由による食物タブーの少ない動物性たんぱく質として、人類にとってかけがえのない食品である。重要な家禽(かきん)の一つであり、食の安心・安全の観点から家畜伝染病予防法の対象ともなっている。日本は現在、清浄国に復帰しているが、高病原性鳥インフルエンザが発生すると、時に数万羽単位を処分することになるので、養鶏場の被害は甚大だ。
スーパーで買い物をすれば分かるが、鶏卵は物価の優等生でもある。鶏卵はいまだに国産L玉10個入りパックを200円で買えるというありがたさである。
ニワトリは「時を告げる」性質があることに加え、闘争性の激しさから「闘鶏」として飼育されるなど、食用よりも祭祀(さいし)性を主目的として初期の家畜化が始まったとされている。日経新聞 生きものがたりより
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