毎年演出・単勝万馬券男、大野拓弥騎手を応援するブログ

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中山記念の思い出 ヤマブキオーと蓑田早人

2007-02-21 01:30:04 | 想いでの競走馬 古い馬限定!

写真中央が蓑田早人元騎手(現競馬学校教官)
ピンクの勝負服が大野騎手

 

中山記念の思い出
ヤマブキオーと蓑田早人

ヤマブキオーは1972年~78年の6年間に47戦してなんと20勝をあげた「無事是名馬」の代表的な名馬でした。
父はパーソロンで栃木・鍋掛牧場生産 旧森末之助厩舎所属。
重賞レースは中京記念、ダービー卿CT、中山記念、京王杯SH,金鯱賞、函館記念の6勝をあげています。
確か近年、20勝した馬はこのヤマブキオー以来出ていないのではないでしょうか。
そしてなんと8歳馬(当時は9歳馬)でオープンを2勝し、引退レースは暮れの有馬記念でした。
その内の1勝は61kgの斤量で快速馬メイワキミコを抑えています。
また、ヤマブキオーは1800mにめっぽう強く15戦9勝2着1回着外なしという「中距離のスペシャリスト」でオープン大将とも呼ばれ、3連勝を3回繰り返し(7歳から8歳にかけて1回)着外は2000m以上での6回だけという堅実な馬でした。
騎手は徳吉騎手(引退後は競馬学校の教官から予想会社へ)、小林常泰騎手(現調教師)、蓑田騎手(現競馬学校教官)が主に手綱を取りました。
第50回の中山記念では徳吉騎手で1番人気に推され逃げる白い逃亡者・ホワイトフォンテンをきっちり差し切りました。
2着にはアイフルが入りその他にはノボルトウコウ、カネオオエ、キクノオー(騎手は横山典騎手のお父さんでした)など中距離の得意な馬たちが集まっていました。

当時から中山記念は中距離王決定戦という感じがありましたがその他では紫に黄色の袖、ひし形のトウショウ軍団がいます。
トウショウピット、エイティトウショウ(2連勝)、トウショウペガサスが勝利をあげており今回も1頭のトウショウが登録をしています。
そんな中山記念も81回を数え伝統色を一層増してきました。
中山開催に戻りどんなロマンが生まれるか今から胸が躍ります。


そして蓑田早人元騎手(現競馬学校教官)。
騎手時代は数多くの重賞勝ちがありイブシ銀な騎乗で中穴ファンには人気の騎手でした。
競馬学校の教官に転向後は一昨年の荻野教官が引退後「鬼の教官」を継承?された名物教官です。
厳しい中に優しさがあり大野騎手の初勝利のときには
引き上げてくる大野騎手を師匠の杉浦調教師と一緒に向かえ、勝利後の口取りに向かうフレンチクーラーに自ら装鞍をしていました。
そしてなんとフレンチクーラーの口取りにも参加されました。 その光景を目の当たりにした小生は熱いものが込上げてきました。
今でも蓑田教官は新人騎手のデビュー週は必ず競馬場に顔を出されています。
きっと、わが子を送り出す心境なんでしょうね。
ちなみに「大野くんは良い厩舎に行った。そして騎乗数さえ確保できればこの子は絶対伸びますよ。」と蓑田教官談。



 


 


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