後ろからは何にもこない、
後ろからは何にもこない~
JRAの桜花賞のCMのひとコマ。
やっとテスコガビーが画面に登場。
永遠に語り継がれて欲しい名勝負、そして杉本清氏の名実況。
後ろからは何にもこない、後ろからは何にもこない~ ぐんぐん差を広げる、赤い帽子はただ一つ!
ノーザンテースト、サンデーサイレンスの前に君臨していた名種牡馬・テスコボーイの産駒で
父の名前と馬主の知人の娘さんの名前から名付けられた名牝テスコガビー。
10戦7勝。(オークス、桜花賞、阪神牝馬特別、京成杯、京成杯3歳S)
あの桜花賞では 特にG1レースで考えられない1.1倍の断然人気。
終わってみれば 2着に1.9秒差という前代未聞の大差勝ち。
黒光りする青毛の馬体に、勝った時に外す覆面からでてくる派手な流星。
流星の先にあるピンクの唇が妙に可愛らしかったのを今でも覚えている。
そして今でも忘れられない名勝負の一つ、
4戦4勝で臨んだ東京4歳ステークス。
初めて土がついたあのダービー馬「カブラヤオー」とのデッドヒート。
逃亡劇を演じたオークス快勝後、オープン戦で着外。
復帰を目指していた矢先の突然死(心臓麻痺)。
グラマーなお嬢さんは仔を残すことなく旅立って逝った。
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