昨日、仕事帰りの京葉線で都内に移動中、うとうとしていると、なにやら小さな子供の声。
うつろながら目を開けるとちょうど舞浜駅を過ぎたところ。
ディズニーランドの帰りらしく大阪弁の若いお母さんと3歳くらいの女の子が楽しそうに話していました。
小生はあと2駅で乗り換えなので席を譲ると「いえ~大丈夫です」との返答。
しかし、小さな女の子は疲れていたのか小生が立った席にちょこんと座ってしまいました。
お母さんは恥ずかしそうに「すいません」と。
ここまでは別にたいしたことではないのですが…。
小生が降りる時、お母さんがわざわざこちらを向いて「ありがとうございました」の一言。
そうです。 これが美しい日本だと思いました。
近頃はおばあさんにも席を譲っても、挨拶も無く当たり前の顔をされることがあります。
最近特に、昔、当たり前だったことが当たり前でないことがとても多いのです。
そんな時にたった一言の「ありがとうございました」が疲れていた小生を心から癒してくれました。