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えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...
ありのままに、ユーモラスに......♪

600円のミニギャラリー ~クラスターフォトフレーム~(72)

2016年09月04日 | アート

 

 2ヶ月ぶりにフォトフレームを入れ替えました。去る9月1日が防災の日だったのに因み、「チェルノブイリこども基金」制作の2013年のカレンダー「チェルノブイリと福島のこどもたち」(チェルノブイリ27周年救援カレンダー)より選びました。福島の子どもたちは、「沖縄・球美(くみ)の里」で保養した子どもたちです。
 以下に、オリジナルの絵を紹介します(★これより下の画像にマウスオンすると、作者情報が表示されます。ブラウザによっては表示されない場合がありますm(__)m ★画像をクリックすると大きい画像が見られます)。

 

 

 


 

      フレームには入れませんでしたが、こんな絵も……
        
  「不安な朝」 ヴィターリ・ミシュチン(15歳) ウクライナ
 

 ◆      ◆      ◆      ◆        

 

 双方の子どもたちの詩の一部を引用します。

 

  母は子どもを産み
  食事を作り、食べさせて、
  楽しい日々を送っていた。
  家事でその手をこなまみれ、
  あわまみれにして。

  だがとつぜん、見えない放射能が
  たえきれないほどの悲しみを運んできた。
  そして不幸は舞い降りた。
  あの家にこの家に、
  人々に、森に、海に、野原へと。

     「チェルノブイリ」より  オリガ・ストレリャヤナ(10歳) ウクライナ

 

              朝、赤茶けた太陽が見える。
              雲は暗黒のかたまりのよう。
              そして、平原はむきだしのまま
              ひどい焼けあととなっている。 

              木々は怪物のように動かない。
              その枯れ枝は、敵の大群、
              世界をおおいつくすように身をよじる。

              放射能よ、いったい、おまえは
              どこへ行こうとするの?
              いつ歩みを止めてくれるの?

                 「母なる大地のうめき」より  オリガ・ズウベーリド(12歳) ウクライナ

 

  電気が足りない。
  足りているではなりませんか。
  火力だと電気代があがる。
  命の方が大切なのではないですか?
  電気は必要だから仕方がない。
  原子力に代るエネルギーをさがしましょうよ。
  原子力村より、安心して 
  福島の人が暮らせる村を作ってください。
  僕は新しい未来を作っていきたいのです。

     富塚悠吏(11歳) 福島県

 


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