(↑「上谷戸(かさやと)親水公園」の河津桜)
1月が寒かったせいか、今年は草木の開花がゆっくりですね。10日前に訪れた町田の里山は、まだ冬枯れの景色でした。でも、ここのところの暖かさで、我が家の近所では梅や河津桜が里山を彩り始めています。
たいした画像はありませんが、それぞれの様子をコラージュ画像を中心に紹介します。
(★これより下の画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。★撮影日は2023年2月18日&27日です。)
早春の里山2023 ~冬枯れ vs. 春の兆し~
冬枯れの景色@町田市小野路
何度も紹介している「奈良ばい谷戸」。小野路地区で最も大きく美しい谷戸です。人の営みが見える景観は冬枯れでも美しく、温かみがありますね。右上端の鳥はメジロ。
ここの春の美しさといったら...こちらの過去記事やこちらの過去記事をぜひご参照ください。
すれ違った見知らぬおじさまが、親切にも自作の谷戸マップを手渡してくれて、ご丁寧に、この地区の4つの代表的な谷戸を指さして教えてくれました。「私も自作マップを持っています」とはとても言えず、ありがたく頂戴しました(#^.^#) (おじさん、ほんとはもう一つ谷戸があるのよ(^^;) 私と同様、里山愛好家なのでしょうね。一人でも多くの人と里山の美しさを分かち合いたい想いなのでしょう。お気持ちわかります、わかります(^^)v
春の兆し@稲城市「上谷戸(かさやと)親水公園」
昨日歩いたばかりの親水公園。10本ほどある河津桜が、日当たりの具合で満開に近かったり、ほとんどつぼみだったりと、開花にバラツキがありました。畑の麦もせせらぎのクレソンも元気を増しています。
ここにある「上谷戸体験学習館」では、今日からひな祭りが始まっています。地元民から寄付された数々のおひなさまが所狭しと飾られています。
京王相模原線の稲城駅と若葉台駅の間に架かる橋の上で、富士山と京王線を一緒に写すことができます。
[左] 下り電車@橋の上 [右] 上り電車@橋を南側に渡った線路脇
こちらと同様、ご夫婦で歩いている見知らぬ方に「こんにちは」とすれ違いざまに挨拶すると、「Kさん?!」と奥さまが...よく見ると、お隣さんでした(^^; しかも、奥さまの首からは私と同様にカメラが...。訊けば、私たちと逆コースで河津桜巡りをなさっているようで...。咲き具合の情報を交換して別れました(^^)v
春の兆し@稲城市 「大塚牧場」の河津桜&荒井谷戸
上段の河津桜は、「稲城ふれあいの森」の東側に隣接する「大塚牧場」の河津桜。親水公園より開花が遅れている印象です。市内で2番目に標高が高い丘の上だからでしょうね。
上段中央は、牧場の近くから見える富士山。
下段の菜の花もその近くの畑です。かつては個人所有でしたが、現在はこの地区の開発管理組合が管理し、ゆくゆくは東京都に移譲されるようです。下段右端は、同じ菜の花を「荒井谷戸」(中段)を挟んだ対面の道路(後述↓)から望遠で撮ったものです。
中段が「稲城ふれあいの森」の南側に隣接する「荒井谷戸」。7月には源氏蛍と平家蛍が同時季に見られる希少な谷戸です(現在見られるかどうかはわかりません)。
この谷戸の画像は、かつてはこの画角では撮れませんで…。坂浜地区と平尾地区を結ぶ道路が谷戸のど真ん中を突っ切って開通、ショッピングセンターもできたため、周辺の景色はすっかり様変わりしてしまいました。市内でも私が一番好きな里山地域だったのに...(^^; でも、そのお蔭で、以前は全景を見ることができなかった「荒井谷戸」を、新しく架かった「坂平橋」から見ることができるようになりました。
この里山地域である小田良(こだら)については、こちらの過去記事をご参照ください。開発前と開発中の画像を紹介しています。
「大塚牧場」の河津桜については、東日本大震災の日の午前中にたまたま収めた画像をこちらの過去記事で見ることができます。
本場河津の河津桜をこちらの過去記事で見ることができます。
あと3週間もすればソメイヨシノが開花するでしょうか...それを心待ちにする今のこの時季が私はとても好きです(花粉症がなければもっと好き(^^;)。実際に咲き始めると、あっという間に過ぎ去っちゃうのですもの...(^^ゞ
「大塚牧場」の河津桜を観に行かれる方にお願いです。あくまでも私有地なので、近年つけられた舗装道路があるとはいえ、中に入るのは止めましょう! 進入禁止の柵と「私有地」との注意書があるにも拘わらず、昨日も入っている人を見かけました。マナーは守りたいものですね。