えつこのマンマダイアリー

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カフェのクラフト講座 ~マクラメのペンダント~

2018年03月08日 | クラフト

(講師の作品(↑))

 以前、過去記事:「幸せ呼ぶクラフト ~マクラメのドリームキャッチャー~」で、マクラメ(macrame)を使ったドリームキャッチャーの作り方を紹介しましたが、今回は、マクラメの最も基本的な編み方である「平結び」を使って簡単に作れるペンダントを紹介します。前回と同様、YOSHI-YA先生に教わりました(材料費込みで1,000円)。

 以下、画像が手順を網羅できてはいませんが、手順を追って紹介します。
 (★これより下の画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。★リンクに別画像がある場合は、マウスオンするとその旨が表示されますが、ブラウザによっては読み込めない場合がありますm(__)m)

 

 

 

 マクラメの「平結び」とは…
     
 4本の紐を一組としていわゆる「本結び」をしていく結び方で、芯紐2本を中心にして、その芯紐に外側の結び紐2本を「本結び」で結びつけるものです。左右対称の動作を1回ずつ繰り返すと1つの平結びができます。左右対称にせず、1つの動作を繰り返すと、「ねじり結び」(いわゆる「縦結び」)になります。
 下記のサイトで、静止画と動画による説明がそれぞれ見られます。
  ◆「マクラメ:平結びの編み方」 (執筆者:岡野 陽子氏(ビーズアクセサリーガイド)紹介)
  ◆ YouTube動画

 

 では、これを応用して編むペンダントの作り方を紹介します。本体のできあがりサイズは、ウッドリングの上端~紐の下端が約13cmです。

 

材料:
ウッドリング*(直径5cm)1個
コットンヤーン(:綿の撚り糸 )3m(50cm* ×6本)
ウッドビーズ(直径1cm)10~16個(好みで)
ウッドビーズ(直径1.5cm)1~3個(好みで)
首掛け用生成り丸紐 70~80cm 1本

* 紐が動きにくいように、輪の一部が平らになったものを使用しています。
* 編む力加減にもよりますが、できあがりの長さの約5倍の長さが必要です。

 
 

1.リングの平らになった部分に、コットンヤーン(以下「紐」と表記)を2本どりにして図のように巻きつけます。

 
 

2.4本一組にし、平結びを3つ作ります。

 
 

3.両端の紐2本ずつをよけておき、中の8本で平結びを2つ作ります。

※作業用の固定具をテーブルの端に固定し、それにリングを引っかけて作業しています。

 
 

4.中央の2本にウッドビーズを1つ通します。通し方は次の画像で…(↓)

 
 

ビーズの穴が紐2本に対して細いので、テグスを使って通します(リンク画像は紐をビーズから引っ張り出したところで)。細いワイヤーでもOKです。

穴が小さくて通りにくい場合は、千枚通しで少し大きくすると通ります。

 
 

5.中央の4本をよけておき、外側の8本で平結びを2つ(左右に1つずつ)作ります。

 
 

6.#4でビーズを通した左右の紐2本ずつに、ビーズをそれぞれ通します。

 
 

7.中央のビーズの下に、2本の紐で「ねじり結び」を作って模様編みにします。長さがビーズの縦の長さになるまで繰り返します(長さを見ながら、2~3個のねじり結びを作ることになります)。

左右のビーズを少し下にずらし、中央のねじり結びの横になるように位置を調整します。

  

 
 

8.中央のねじり結びの下にもう一つビーズを通し、4つのビーズがねじり結びを中心に四角形?菱形?になるようにします。

以下、画像が手順を網羅していませんが、同様の要領で、外側4本一組で平結び2つ→両端2本ずつをよけておいて平結びを2つ→中央の4本一組で平結びを1つ作ると、この画像のようになります。

※途中、紐の長短の違いが生じる(編む回数が多い紐が短くなるため)ので、その場合は左右を入れ替えるなどして、長さを調整しながら編むのがポイントです。

 
 

9.ウッドビーズを全部の紐に通し、玉結びで留めます。紐の長さは、最短の紐に合わせます。

首掛け用の紐をリングに通し、好みで大きなウッドビーズを通し、紐を結び閉じます。

とりあえずこれで完成!
「あとは、自分で好きなようにアレンジして仕上げてね~」ということだったので、自宅に持ち帰り、全体を眺めながら微調整します。

 
 

首掛け用紐のリングへの通し方を前後入れ替え、大きなウッドビーズを1つにし、その上に結び目を1つ作ってみました。

 
 

首掛け用紐の先端に結び目を2つ作り、左右の紐を互いの結び目の中を通して画像のようにし、長さを調整できるようにしました(リンク画像は最長にしたところです)。

 
 

小さいウッドビーズも多過ぎる感じなので、間引いてすっきりさせました(ビーズが2つ重なっているため7個に見えますが、実際は8個です。リンク画像でわかります)。

紐の先端を少し残して切り揃え、先端の撚りを戻して房状にし、今度こそ完成!!!

つぶやき:大ビーズの上のノットは要らなかったかも(^^;

 
 
 紐はタコ糸などいろいろな素材で作れますが、このコットンヤーンは柔らかくて編みやすかったです。優しく自然な風合いになりますね。扱い方によっては作業中に撚りが戻るので、注意が必要ですが…。いろいろな色があるようですよ。
 
 
 

なんだかはまってしまって…もう一つ自分で作るべく「ダイソー」で材料を探したところ、ウッドリングが見つからず…代わりにアンティーク調のスカーフピンの台座を使って、ブローチを作ることに…。単純な安全ピンの形のもの*があればよかったのですが(^^;
*【後日追記】(2018.3.19) 「Seria」にあるのを確認しました(2個入り100円)。

紐は「ダイソー」の「料理用綿巻糸 太め」(直径2mm)を使い、本数も長さもペンダントと同じにしました。

ウッドビーズは、「ダイソー」の直径8mmのを購入。

  
 

ピンを工作板にクリップで固定して編みました。
上述の#1の過程で、木工用ボンドで糸をピンに固定しました。

 

  
 

ウッドビーズ4個(ペンダントから間引いたもの)を入れ、#8まで終えた後、糸にまだ余裕があったので一段多く編みました。
本体のできあがりサイズは、紐の上端~下端が約10cmです。

8mmビーズはやはり8個ぶら下げました。

台座の丸い部分に何を入れるか思案しました。うるさ過ぎず、本体と自然に調和するものを物色し、手許にあったウッドボタンを入れることに…(^^; 穴をそのままにしてもよかったのですが、焦げ茶色のししゅう糸でバッテンを作ったら多少おしゃれかなと…???

 
 くだんの「料理用綿巻糸」は、いわゆるタコ糸状なのですが、タコ糸は手芸売り場に「タコ糸」として売られていました。手芸用の方が細くてソフトかもしれません。コットンヤーンよりはカチッとした仕上がりになりますが、その分粗が目立つかも(^^;
 色の濃いセーターの首元や、それこそ大判のストール留めに使えるといいな(#^.^#) * 糸がまだ沢山残っているし、私の制作意欲はこれでは収まらないかも?(^_^;*
 
 *【後日追記】(2018.3.19) 「ダイソー」のこの部品はピンの尖り具合が甘く、太めの毛糸のセーターくらいなら刺さりやすいと思いますが、コットンなど目のつんだものだと生地を傷めてしまうことがわかりました。金属ヤスリで磨いて尖らすか、用途を選んだ方がよいと思います。
 
 *【後日追記】(2018.3.16)
 やはり収まりませんでした(^^; 
 

ウッドリング(直径4cm)を買ってきて(手芸屋のセールで半額だったの(^^)v)、もう1つ作ってしまいました。誰かにもらってもらいましょう。近々誕生日を迎える“あの人”かな(^_^;

編み込んだウッドビーズ4個と、中央にぶら下げたビーズが直径1cmのもの、残り6個のビーズは8mmです。
ビーズを7個にしたかったので、中央だけ糸を2本通しています(そのためにビーズが大きくなってしまいました)。

首掛け紐に通した1.5cmのウッドビーズは、手許にあったもの(廃物利用)です。

 
  
 
 
       
 こちらは、講師のプラントハンギング作品の数々です。デザインは無限にありそうですね(#^.^#)
  
 

 短時間で簡単にオリジナルのアクセサリーができるなんて、素敵ではありませんか?! YOSHI-YA先生、お得意のトークも併せて楽しみながら、とっても楽しく充実したひとときでした。また違うアクセサリーや小物を作りたいと思います。引き続きご指導のほど、よろしくお願いいたしますm(__)m
 なお、YOSHI-YA先生に興味がある方は、こちらをご覧ください:
  Instagram:yoshi_ya912
  Facebook:こちら
 
 
 こちらはおまけ…編み物つながりということで…(^^;
 
    
 先日、出先で立ち寄ったカフェ(「cafe gallery リンデンバウム」)で求めた、レース編みのラリエット(lariat)。長さは1.7mほどで、編み初めと終わりに小さなビーズがついていて(右画像)可愛らしい(#^.^#)  くだんの解説にもあるように、ヘア飾りにもできるのですね。ガーランドにして、インテリアでも楽しめそうです。また無駄遣いしちゃった(^^;

 


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