へなちょこおやじの自給自足入門

自給自足を目指しておそるおそる農業研修の門を叩いた俺。この先どうなることやら。ちょっと不安。

トマトの誘引など

2017年06月02日 | 日記
最近おかしな天気が続いてます。
水曜日の夕方には30分ほどヒョウが降り、そのあと大雨。

昨晩は大雨と雷で夜の12時頃起こされるし。
今日は今日で、雨が降ったり晴れたりの繰り返し。
風が強く肌寒かったりします。

「異常気象だね」が日常語になる昨今ですが、
それにしても今年は特にひどい。
ベテラン農家さんでも予測不可能な天候だとか。

そんな中、5/30の午前中にキュウリを定植しました。
キュウリは、3枚目の本葉が出始めた状態です。
ポットにたっぷりの水。


植え穴にもたっぷりの水。


双葉が畝に並行になるように定植。

植え方は、ナス、ピーマン、トマトと同じ。



その後、4/28に定植したレタスをチェック。


自農セのオリジナル品種「ロックウェル」


市販の品種


このC圃場は、肥料をほとんど与えずに、あえて厳しい環境にしています。
そうやって厳しい環境の中でも生き残る強い品種や株を選抜していくわけです。

ほぼ肥料なしだと市販品種は全部ダメで、自農セの品種だけ元気な結果に。
本当は、市販品種の中で、自農セ品種より強い品種を見つけるのが目的だったのに。。。

でも逆に、肥料を多く与えると、自農セの品種は暴れます(葉や茎ばかりどんどん成長して実がつかない)

ただ、種を購入されるお客様の大部分は、肥料をたくさん与える栽培をされています。
だから、少しの肥料で元気だけど、与えすぎると暴れる品種はクレームの元に。

厳しい環境ではなく、ある程度多肥な環境で、生育の旺盛な品種を育成する方が
お客様のニーズに合ってるのではないか、などと意見が交わされます。



一昨日の31日は、定植したトマトの株周りにボカシ(50g/株)を撒きました。
ボカシは、米ぬかと籾殻のみを発酵させたものです。


株の周りにぐるっと。

定植しても、活着するまでは気を抜けません。
育苗の延長のつもりで見守ります。

ほぼ無施肥の場合、定植してすぐは、いったん元気がなくなるそうです。
そこから頑張って根を張り、強く復活すると。
また、双葉が黄色くなるのは、根張りが弱い状態だそうです。

定植した後に藁を敷くことが多いですが、
松本市の6月は、まだまだ冷えることがあるので、藁を敷く場合は薄めに敷く方がいいと。

厚く敷くと地温が上がりません。
逆に、夏の暑い時期は、地温を下げるために、敷きわら(敷き草)を厚くした方がいいです。

そして今日、風が強く吹く中、トマトの誘引をしました。


ヒモで誘引します。あまり引っ張り過ぎないように。

誘引しながら、一株一株様子を観察します。
わき芽が伸びてる株があります。


葉の付け根からわき芽が伸びてます。

わき芽が盛んに伸びてる株は、栄養成長が盛んで、
地下では、根も伸び大きく張っているそうです。

花芽がついて成長が止まっている株があります。
そういう場合は、花芽を取り除き、栄養成長を促したりもします。

ボカシを撒いた時、葉にボカシがかかった株がありました。
ボカシがかかった箇所は見事に焼けています。


ボカシがかかって焼けた葉。

ということで。。。。唐突ですが、


つづく


       













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