高橋克典の“法律 だいすきになーれ+ひとり言α”・・・・・ まずは“宅建資格”から

法律系資格を取得しようとする場合、まず民法の勉強はかかせませんね。さらに、好きになって得点源にぜひしたいものです。

去年易しくなった理由をのべているのですが・・・。

2017-11-07 02:38:18 | 宅建試験 総括
去年急に合格ラインが上がった点につき分析していますので、みてください。

・・・・・・・・
今年(H28)の宅建試験は、だいぶ前の宅建試験に戻った感はあります。

もちろん、単純に戻ったわけでもありません。

個数問題は、9問から6問になりましたが、あいかわらず個数問題は正答率が悪いです。

仮に、昨年と同様にあと3問増やせば、もう少し難しく感じられたでしょう。

あと、それでもきちんと勉強した人で、業法の得点ができている人は、ほぼ満点なのですが、全体的にそれほど業法はできているわけでもありません。

確かに、昨年は全体にできている人でも、大部分が業法が16点だったのとはちがいますが・・・。

そこで、一番の試験元の狙いは、何かです。今年易しくした理由です。

“宅建試験はそれほど難しくはない試験だとの印象を確認させたかった”ということにあるのではないでしょうか。

それには、不動産に係わる人々に、合格してもらいたいということと、その人達がだんだん試験が難しくなって、宅建士1年目があれだけ難しくなった、だから今後ももっと、もっと難しくなって、

沈滞ムードに陥らないように、仕掛けた節があります。

萎えさせないようにです。

これは、あくまでも私の考えです。

予備校も、もっと難しくなるとそれをあおっています。士業だから、もっと難しくなる、などの印象を全体に与えています。

そう考えないと、今年一挙に易しくしたことがつじつまがあいません。

そうすると、来年も今年の傾向が続きそうです。

2年間ぐらい、易しいということのメッセージを出さないと、受験生全員に伝わらないからです。

それが浸透したら、おそらくは合格点があがっていきますから、また難しくなるでしょう。

それが2年間なのか3年間なのか、わかりません。

過去この繰り返しともいえます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この結論になりましね。2年連続易しくなりました。

問題は、来年です。まだ合格率がでていませんので、それ待ちでしょうか。

あと試験委員も大幅な交代があるでしょう。2年連続、疑義が生じる問題を作りましたから、賞罰もんです。

では、また。


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