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高橋克典の“法律 だいすきになーれ+ひとり言α”・・・・・ まずは“宅建資格”から

法律系資格を取得しようとする場合、まず民法の勉強はかかせませんね。さらに、好きになって得点源にぜひしたいものです。

練習に強いが本番に弱い?

2011-09-07 08:48:27 | 覚えることの重要性
 さて、模試で得点が良くても、合格しない人をちょっと分析してみましょう。

 宅建試験で、模試に強いが、本試験に弱い人がいます。基本ができていないわけではありません。

 要は、本番に弱い人です。もともと択一が苦手な人は、練習ではあまり緊張しないので、いい点を得点できるのですが、いつもと違う本試験では、なかなか普段の力が出ず不合格、1,2点足りず落ちてしまう、ということになります。

 傾向として、本試験に近づくにつれ、得点が徐々に下がってきている人は、要注意ですね。

 こういう人は、時間をきちっと決めて練習し(早く解ける技術を身につけ)、1つ1つの肢では悩まず、4肢のトータルで、1つの肢が解ければいいという作戦をとるべきです。
 
 問題を解くとき、分からない肢が出てきても、ぐじぐじ気にせず簡単に留保できるように。

 また、択一は不得意ではないと思っている人がいます。でも、合格しない。では、なぜ模試でいい点を取れるのか。

 模試の傾向にもよると思いますが、似た問題を解いていて、すでに答えを覚えているためにできる人です。なんとなく、過去問をやっているのでこれではないかとか、模試でも過去問を組み合わせたものなら、過去問で見た肢だから、これだろう、と解く人です。

 肢の切り方として、やった肢だから(似た肢だから)・・。

 こういう人の共通点は、授業の聴き方が非常に悪い点が上げられます。

 それは、どういうことかというと、まあ、自分で“考える”努力をしていないということなんですが、全部覚えようとしているんです。なんでも・・・。

 自分1人で勉強していても、どうしてそうだろうとか、なんでこうなるのだろうという勉強をしていない傾向があります。

 授業でも、こういうつながりになっているとか、趣旨からこういう流れで覚えるといいとか、単に記憶するのではなくきちんと理由があってこのように認められているのだ、と力説していていも、後で聴いてみると、それらがいえないんです。ぼーとしているんです。

 それだから、本試験で、少しひねられると知識では解けないから、落ちてしまうということになる、という悪循環です。

 やっぱり、合格する人は、過去問も理解しながら解くし、授業の聴き方も抜群だし、うかる要素があると言うことです。

 身に覚えのある人は、まだまだ修正できると思いますので、反省してみてください。

 では、また。

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自分にとって覚えやすいところor覚えにくいところ

2011-07-15 00:03:16 | 覚えることの重要性
試験ができるようになるには、ある量を覚えないといけないといけませんね。

その際に、おそらく覚えやすいところと、覚えにくいところがでてきます。

覚えにくいとことろは、もう理屈なしに、いろいろ工夫する必要があります。また、覚えにくいのですから、すぐに忘れるわけですから、繰り返しやっていかないといけません。

今、宅建予備校の講義では、法令上の制限に突入しました。

最初の科目である都市計画法も、一般的に受験生にとって覚えやすいところと、そうでないところがあります。

どちらかといえば、「開発行為」の論点はわりと得点率が高いので、おそらく覚えやすいのでしょう。

一方、いくつかあるのですが、その一つに「再開発等促進区」と「開発整備促進区」との違いがありますね。

見るからに間違えそう。両者促進区だし、地区計画のところに一緒にでてくるし。

ここは、イメージでうまく覚えましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「再開発等促進区」→駅前開発のようなイメージ→都心部の工場跡地

  キーワード-高度利用(駅前だから)+高い容積率

   用途地域が定められている土地の区域

「開発整備促進区」→郊外の大きなショッピングセンター→郊外の農地を開発

  キーワード-1ha超の集客施設+低い容積率

   第二種・準住居地域+工業地域+用途地域無指定地域(調整区域は除く)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

同じようなものは、比較してうまく覚えこむしかないでしょうね。

ここも、各自工夫してみてください。

今年出るかもしれません。

では、また。

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罰則とは 罰金とか過料・・・

2011-07-08 23:01:52 | 覚えることの重要性
宅建業法でも、監督処分の他に罰則がありますね。

いけないことをしたら、どうにか今後しないようにするために、車の両輪みたいに2つ用意されています。

たとえばいいか分かりませんが、子供が悪いことをしたら、きちんと諭すという感じが「監督処分」ですか・・・。

一方で、ショック的な方法も有効ですから、バッシッとげんこつで殴る、これが「罰則」のイメージですかね。

これは、法律違反でも同じで、悪いことをすれば上記の様な罰があたえられるように、同じように宅建業法に違反したら罰則を料しています。

その内容は、行政刑罰と秩序罰です。

前者は、行政上の義務に違反した場合、刑法に名前がある刑罰を料すものです(宅建業法では、懲役と罰金だ)。

これは、特に実質的にみると、そのような違反行為を見逃すと宅建業法の実効性がなくなることを心配しての規制です。

一方、行政上の違反行為といっても、形式的なものもあり、また軽微なものもあって、秩序を維持するたには、何かしらの制裁は必要となるが、刑罰ほど厳しいものとしなくてもよいなら、それは「過料」という方法を別に考えたのです。

取引主任者証の違反関連では、過料がありますね。

ということで、そろそろ宅建業法の勉強も全部終わった時期だと思いますから、もう一度罰則までチェックしてみてください。

では、また。

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売買・交換の報酬限度額の速算式の出し方は・・・

2011-07-07 22:25:39 | 覚えることの重要性
前に消費税の簡単な計算方法を披露しました。

今日は、速算式はどうやってできるのか、授業でも説明しませんでしたので、ブログで書こうと思いました。

400万円超の速算式は、「代金×3%十6万円」と覚えますね。

この3とか6は必ず覚えてないといけない数字で、これを忘れると計算できません。

この速算式は、実は「正式な計算方式」から導いたものです。

その「正式な計算方式」とは、代金をゼロから3,000万円ならそれを線にして、200万円で最高2回に分割します。

そうすると、200万円と200万円と2,600万円の3つに分けられますね。

  0円・・(200万円)・・200万円・・(200万円)・・・400万円・・残金額

正式な計算方式は、左から5%、4%、3%を掛けて、全部たすと、媒介の一方からとれる最高限度額となります。

つまり、『200万円×5%』十『200万円×4%』十『残額×3%』となります。

ここから、%の部分を3%で統一すると、『200万円×3%十4万円(2%分のお金)』+『200万円×3%十2万円(1%分のお金)』+『残額×3%』なりますね。

ここで、「×3%」が共通になっているので、これで括って、残りの4万円十2万円をまとめて足すと、

結局、「代金額」×3%十6万円という簡単な一つの式となります。

※200万円超400万円以下なら、代金×4%十2万円、も4%で共通にしていくと「200万円×5%」→「200万円×4%十2万円」のことになりますね。

以上の仕組みでいいのですが、授業でもいったとおり、算数の苦手な人はなかなか理解できないようなので、やはりその場合はあきらめて速算式を素直に暗記してください。

では、また。

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授業の聴き方でわかる、伸びる人or伸びない人・・・

2011-07-06 06:49:45 | 覚えることの重要性

受講生、生徒の実力をのばすに悩みはつきないのですが、今日は授業の聴き方について。

授業の聴き方で、だいたいこの人は伸びるだろうという予想がつきます。

これは、講師間で話をしていても、よく話題になりますよ。

伸びる要素を持った人それは、私(講師)の話で重要ところを話すと、すぐにテキストなりノートなりに、書く人です。

一方、あれと思うのは「ここは特に2つ重要な点があります。○○と△△。」といったとしますね。それでも、微動だにしない人はちょっと困った人です。

ぼーっとしていると書こうともしませんもの者ね。

本当に聞いているの。あなたは、全部覚えきれているの。と聞きたいくらいです。

まずは筆記しましょう、といいたいところですね。

特に時間がない講義だと、よりわかりやすくポイントを絞って、キーワードを指摘します。

絶対に、覚えてほしいと。板書すると確かに多くの人は一応書きます。

でも、伸びる人は、より積極的に書く人です。

講師の言葉をうまく受け取って、テキスト等に印を残す人、足跡をのこす人は、どんどん伸びていきますね。

考えて聞いてくれていますから。

書くことで、理解し、しかも整理し、少し覚えていますからね。

ただ聞いているのみでは、なかなか後で見てももう思い出せません。

書いておかないとやはりダメでしょう。

みなさんも、なかなか伸びないと思った人は、今度授業で自分がどのような態度できいているか、冷静にふりかえって見てください。タダ聞いているだけだと思いますよ。

聞いているならまだいいのですが、「すーっ」と頭を通り抜けているだけかもしれません。

やはり、書くという作業をすることで、集中して聞けるものなんです。そうすると、ココは重要ですね、というとパット顔を挙げて目が合います。

この時期ですから、ちょっとみなさんも冷静に分析してもらいたいと思いました。

では、また。

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