巷のニュース雑記帳

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軍隊廃止だけで平和が来ると言うのは単なる妄想

2006年04月02日 17時52分41秒 | 国防・憲法
最近よく「軍隊を廃止すれば平和が来る」と言っている団体や人間などがいるが私はそうは思わない。なぜかというとこんな理屈で考えが通るほど世界は甘くないからだ。世界中にはテロリストがうようよいる。その抑止力の一つになっているのが軍隊と言う物ではないだろうか。よく平和憲法信奉者が非武装中立の目標としているスイスとコスタリカだがスイスは国民皆兵による義務兵役制で実に国民の約1割に当たる70万人が兵役に服し宗教上の徴兵拒否も認められず一般家庭に自動小銃が普通に装備されている国だ。コスタリカは軍隊は廃止しているが隣国も軍隊を廃止しているか規模は小さい。毎年2桁台の軍事費の伸びを見せている所や毎年GDPの4分の1がつぎ込まれている所と近くに位置している日本とはまるで事情が違う。つまりコスタリカとは比較の対象にならないわけである。こんな危険な所の近くにある日本も抑止力の一つとして自衛隊を強化したほうがより現実的な平和が来るのではないか。