『メンタルヘルスケア』

　　　◎先月厚生労働省の０７年度『心の健康対策（メンタルヘルスケア）実施状況』調査が発表されました。

　　　この調査によると、メンタルヘルスケアに取り組む事業所の比率は３３．６％と前回０２年度調査の２３．５％から急増しています。

　　　本年、『メンタルヘルス対策及び過重労働による健康障害防止策』とのガイドラインも示されれています。

　　　現代社会はストレスにあふれています。

　　　７～５人に一人がうつ病にかかっているとも言われます。

　　　様々なストレスが発生して、多くの問題が発生しているのも事実です。


　　　国内の自殺による死亡者は年間３万人を超え、死因の第６位。
　　　中でも中高年の男性の自殺は、平成１０年以降急増し、自殺者全体の５割を占めています。

　　　厚生労働省は、『労働安全衛生法』を改正して、各都道府県労働局長及び関係団体、事業者に『労働者の心の健康保持増進』の取り組みの指示も出しています。

　
　　　心の健康対策のための体制をどのように位置づける事ができるか…
　　　
　　　産業界のメンタルヘルスの取り組みが更に重要であると考えます。