武子太郎の武子の一文

役者、タケシタロウの気ままな日記でございます!

村上秀樹

2010-05-06 17:41:42 | 日記
今風呂に入りながら村上春樹のエッセイ、「村上朝日堂」を読んでいて、

おっ

と思った。
若しくは



と。


んで風呂から上がってその正体に気づいた。


似ている。

似ているのだよワトソンくん


我らがクロムのボス、青木さんと、日本の巨匠村上春樹が。

と、言っても作品は似ていない。

似ているのは、お互い素で文章を書いてる時だ。

エッセイだったり、当パン用の挨拶だったり。

着眼点と言い切りのよさ、何よりテンポだ。


そして逆にそこに目線を置いて作品を見ると、

似ている…

似ていますねホームズさん


テンポはそのままに、非現実や世界観が。


形だけ見れば全然似ていないのだけれど、出力のベクトルが違うというか。


原料は同じ石油でも、かたやプラスチック、かたや車を動かしていたりする。

でも元を辿れば石油なんです。


だから青木さんの本はリズムが大事。

色々こちらから試してボールを放ってみても、最終的に本そのまんまやった方が面白いじゃん、となる。

前回稽古で、畏れ多くも

「よくできてんなあ本」

などと抜かしてしまった私ですが、失礼さを抜きにすれば本心なのです。


かと言って、それを、その完成された世界をぶっ壊そうとしている自分が常にいる。


元々ぶっ壊し衝動があるのです。


破壊なくして創造なし


橋本真也はわかってるね!




…何の文章なんだこれは…