ポルトガルのえんとつブログ

画家の夫と1990年からポルトガルに住み続け、見たり聞いたり感じたことや旅などのエッセイです。

K.042. インコの絵柄陶器椀 Tigela Pintura Papagainho

2018-11-14 | 飾り棚

直径 11.8cm


 最近は東京あたりでも逃げ出したペットのインコが自然に繁殖し群れで飛び回っていると聞いた。
 都市の温暖化で冬でも生き延びることができるのだろう。
 それに実のなる街路樹がたくさん植えられていて、餌には不自由しない。
 元々いた在来種の野鳥の生活空間を脅かす存在になり生態系の破壊に繋がると専門家は危惧しているという。

 ポルトガルの我家の窓でも時たまエメラルドグリーンの鳥が横切る。
 逃げ出したインコが我家に隣接する松の森にやってくるのだ。
 たぶん西側の家の鳥かごからだと思う。
 たまにそういうことがあるから、今までにかなりのインコが逃亡しているようだ。

 ピニャル・ノヴォの露天市では珍しい様々なインコが売られている。
 動物園でも見たことがない様な貴重種と思われるものもいる。
 「いいのかな~?」と心配しながらも見ているのだが…。

 ペルーやエクアドールの露天市ではジャングルで捕まえてきたインコを「買ってくれんかね~」と声をかけてくる。

 コロンビアでは宿で泊まり合せた客たちで申し合わせてジープをチャーターして野生のインコの群れを見学に行ったことがある。
 山奥の滝壷の中を飛んでいるインコの大群をみて感激したのを覚えているが、今それが東京の空で起っているのだろうか?

MUZ

©2018 MUZVIT

 


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