ポルトガルのえんとつブログ

画家の夫と1990年からポルトガルに住み続け、見たり聞いたり感じたことや旅などのエッセイです。

K.038. 素焼きの土鍋 Tacho

2018-11-10 | 飾り棚

直径 17,5cm

 アロス・デ・マリスコス(海産物雑炊)なら一人前用のかわいい土鍋。
 レストランではこの大きさの土鍋に材料を入れて、そのままコンロに乗せて炊く。
 テーブルに運ばれてきた時は、グツグツと音を立てて鍋からこぼれんばかり。
 一人前なのにたっぷり二人前はある。
 でもそれだけですますわけにいかないので、しかたなく別のもう一皿を注文。
 その一皿もたっぷりの量なので、ふうふう言いながらもかなり食べてしまう。
 これでまた太るのだ~。

 アロス・デ・マリスコスの他にアロス・デ・ポルボ(タコの雑炊)アロス・デ・エンギーヤ(ウナギのぶつ切り雑炊)マッサ・デ・シェルネ(アラという魚とのマカロニ雑炊)などが鍋ごと出てくる。

 この土鍋はポルトガルに住み始めて一年くらいの時に鍋焼きうどんに丁度よいと思って二個買った。
 初めて作ったうどんは腰があって上出来だったのだが、その後はなかなか旨くは出来ない。
 これもビギナーズラックと言うのだろう。
 安定した小麦粉を買い求めるのにも苦労をする。
 足で踏んだり、叩きつけたり、苦労の割には出来はもひとつなのでうどんはあまり作らなくなった。
 麺なら安易にスパゲッティと言う事になる。
 うどんは帰国時の楽しみに取っている。MUZ

©2018 MUZVIT

 

 


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