直径36cm
アレンテージョ地方の陶器の町レドンドでは、毎年8月に紙の祭りがある。
町のあちこちの通りがテーマごとに切り紙で作ったオブジェが飾られ、頭上にはアーケードが作られて、切り紙細工がびっしりと下がっている。
見た目にもきれいだが、真夏の燃えあがるような太陽をさえぎる役目もしている。
そんな中を歩き回っていて、ふと目に付いた。
勢い良く跳ねる魚は飛び魚だろうか?
でもメルカドで飛び魚を売っているのは一度も見たことがないし、カジキマグロにしては口が尖がっていないし…
たぶん想像上の魚なのだろう。
「魚と花」の図柄。
なんだかシャガールの雰囲気がして、気にいっている。MUZ
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