ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

シリーズ「読了」

2014年05月30日 00時08分38秒 | 読書
「珈琲店タレーランの事件簿 3
心を乱すブレンドは」
著者:岡崎琢磨

コーヒーについての蘊蓄は相変わらず面白い。
…が、本作では過去作「珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を」
「珈琲店 タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る」に比べて様々な点で著者の試行錯誤が見られる。
主人公の一人アオヤマの口調の変化、シリーズ初の長編…なんてのもその試行錯誤の一つだろうか。

過渡期の迷いもあるだろうが、主人公たちを除くその他の登場人物(容疑者)がことごとく…。
また、
ミステリーにありがちなどんなにトラブルが起こっても「舞台」は何事もなく進む…など…。
他のレビューを見ても辛い評価が目立つ。

それでも
二人の不器用な恋の探り合いなど、オレはこのシリーズの「空気」が好きである。

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

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