ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

シリーズ「読了」

2019年11月01日 22時09分37秒 | 読書
「シャーロック・ホームズたちの冒険」
著者:田中啓文

あっ!と驚くパスティーシュww

しかもタイトルの「たち」が実にクセモノで、色々と辛辣なレビューも見られる…(「パスティーシュ:模倣」だと明記されてないのが不親切、という意見にも首肯できるんだが…)。

「『スマトラの大ネズミ』事件」
…ホームズ譚パスティーシュの定番「語られざる事件」の一つ。

…最後、モノすっごい所に着地したwwww
(キチンと伏線も張ってあるんだが)コレは怒る人も出て来るわww

「忠臣蔵の密室」
…至極真っ当な歴史ミステリ。キツい書評の中でも一番高評価なのがこの短編。
(ただしオマケ部分除くwwアレはムチャだw)

「名探偵ヒトラー」
…コレもまぁ…。その為なら何してもええんか、的な…。
ヒトラー絡みならやりそうだから「有り」っちゃ「有り」…なんかなぁ(ガチな人には怒られるかも知れんが)。

「八雲が来た理由(わけ)」
…あまりにも有名な◯◯と△△の話、そう言えば小泉八雲の本ですわww
コレをこう片付けるとは…。

「mとd」
…他と違ってタイトルから全く窺い知れないがアルセーヌ・ルパンが主人公の短編。
本作もアクロバティック過ぎるネタばらしがココまで来るといっそ爽快←

どこかのレビューにもあったが「著者のファンでなければブチ切れるレベル」という意見にも同意する。

けど…
「著者のファン」のオレはそれなりに楽しめたし、こんな切り口のパスティーシュもたまには良いじゃん…。


(何故か作品を擁護するレビューw)



蛇足…なんと二冊目(続編)が出てるwやっぱそれなりに受け入れられたんだろうかww←大変失礼

関連記事っ
①…ノベラーズまとめページっ資料室(仮):「ハナシをノベル!!」&「ノベラーズ」
②…シャーロック・ホームズまとめページっ資料室(仮):「シャーロック・ホームズ」


「満足度:○」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

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