★どうする大谷翔平
もし大谷翔平が一平の違法賭博を知っていて、翔平自ら違法ブックメーカー(賭けの胴元)の指定する口座に銀行振り込みをした場合、翔平は法的に違法賭博に加担したことになる。
その場合、メジャーの野球規則では、「永久追放」
また、翔平はFBIの捜査を受け、違法賭博の罪で起訴される可能性もある。
FBIから取調室で尋問された場合、翔平は本当のことを喋るしかないだろう。
アメリカにはWIRE ACT(オンライン銀行法)という法律があって、オンライン振り込みで犯罪を行った場合、州の警察ではなくFBI(連邦警察)が乗り込んでくる。
この場合の犯罪とは、違法賭博業者に送金すること。
FBI捜査官は弁護士資格を有していて、強力な捜査権限を持っているのだ。
例えば、銀行に取引の開示を要求することなど朝飯前。
一方、翔平が一平の違法賭博を知らず、一平が翔平の承認を経ずに単独で翔平の銀行から相手口座に銀行振り込みした場合、これは巨額窃盗という重罪になる。
この場合、一平は懲役20年プラス巨額罰金(最低でも数千万円)を科せられる。
そして当然に、盗んだ6億8千万円の返還も求められる。
窃盗横領での自己破産は不可。
他方、翔平は他人に自分の口座を自由に使わせるのか、という批判を浴びるだろう。そういう行為は、犯罪を助長し社会正義を損ねる、という批判になる。
こう言っては失礼だが、翔平はスポーツバカなんだな。
翔平が一平の不正に気付いた瞬間に、翔平の代理人であるバレロ氏に相談すべきだった。バレロ氏はバックにいるバーク・ブレトラー法律事務所と善後策を協議するだろう。
この法律ファームは全米でもトップクラスのスーパー弁護士ファームであるのだ。
だから翔平に傷がつかないように処理してくれたはず。
そして翔平が許すといえば、一平も傷がつかないように助けたはず。
弁護士が違法賭博の胴元であるボイヤーと話をつけて問題は収まる。
それが弁護士の仕事であり秘密は守られる、但し、事件の金額が6億8千万円だからその20%、1億3千万円の弁護士報酬が請求される。
翔平には社会常識がないのだから、自分でやろうとすれば大騒動になる。
相手の賭けの胴元はマフィア・シンジケートだから素人が処理するのは無理。
さて、水原一平は、大半の人が手にすることができない「金の成る木」を自ら切り取ってダメにしてしまった。
一平はスポーツ賭博が違法とは知らなかったと弁明するが、それは真っ赤な嘘。
なぜなら合法賭博はカネを払ってからベット(賭け)をするが、違法賭博は信用(後払い)方式なのだ。これアメリカの常識。
法的にも信用賭けは違法だ。
最後に話変わって、翔平の美人妻真美ちゃんのこと。
韓国仁川空港、
LAへ帰国する為に翔平と真美ちゃんが姿を現した。
翔平の後ろにピタッとくっついた真美ちゃんだったが、翔平が真美ちゃんを気遣って後ろを振り向くと、真美ちゃん満面の笑みというより妖艶な笑みを浮かべて翔平を見つめ返していたのは印象的だった。
ホテルを出る前に幸福で濃密な時間を二人で過ごしていたんだろうね。
翔平ジュニアの誕生だな、おめでとう。
(じゅうめい)