新世界都市伝説ノート~事実の裏に潜む真実~

新世界が始まる…今までが崩れ落ちる…僕らは生まれ変わる。無限大のエネルギーを感じて…

正妻と側室の戦い、サラとハガル。

2023-09-30 23:25:34 | 聖書

アブラハムはノアの息子セムの子孫。

ユダヤ教、キリスト教徒にとっては信仰の父と呼ばれる。

地上の全ての民族はアブラハムによって祝福される、とヤハウェから約束されている。

アブラハムは旧約聖書における超重要人物といえる。

 

アブラハムと妻サラは、甥のロトと別れ、カナンの地へと向かう。

(ロトはソドムへと向かった)

カナンにたどり着き、ヤハウェから「子供を授かるであろう」とお告げをもらう。

二人は、高齢なのにそんなわけないだろと内心思っていた。

実際10年たっても生まれない。

奥さんのサラは「私のせいちゃうかな、なんとかせなあかんなぁ」と思い悩む。

そこでサラは、エジプトから連れてきた奴隷の1人、「ハガル」という女性と夫をくっつけてあげて子供を産ませようとした。

めでたくハガルはアブラハムの子供を身ごもる。

男の生殖力はたくましいですな…

しかし、アブラハムの子ができたハガルは強気になる。

「あんたはアブラハムはんの子供みごもれてないやんけ~」とサラにマウントをとりはじめる。

サラはアブラハムに相談する。

「ハガルはあなたの奴隷だからサラのすきにしていいよ」とアブラハムは言う。

アブラハムがそういうので、サラはハガルをいじめはじめる。

どっちもどっち?

ハガルは嫌になって家を飛び出し荒野をさまよう。

意気消沈していると、ハガルのもとに天使がやってきて声をかける。

「ちゃんと生意気なこと言わんと、従順にサラに仕えたらええんやで。

そしたら、おなかにおる子も無事に生まれてくるからね

生まれてくる子にはイシュマエルと名付けなさいよ

その子は兄弟と争う存在になるで~」

生まれる前からそんな気の重くなるようなこと言わんといてと思いますが、ハガルは天使の言われたとおり、サラに仕えた。

予言通り、アブラハムが86歳のときに子供が生まれ、イシュマエルと名付けた。

イシュマエルは、「主は聞き入れられた」という意味。

ハガルは、自分の複雑な悩みを神様が聞き入れてくれたことに気づく。

思いあがっていた自分、感謝の足りなかった自分にも気づいた。

ハガルは、より一層サラに従順に仕えることを決意するのであった。

 

一方、アブラハムは赤ちゃんが生まれて大喜び。

アブラハムが99歳の時にヤハウェが現れる。

「アブラムはアブラハムへ、サライはサラへ改名しなさい

来年、二人のあいだに子供が生まれる」

アブラハムは心の中で笑う。

「いやいや、今笑ったな?

ほんなら、子供の名前は「彼は笑う」っていう意味でイサクと名付けなさい」

 

ちなみに、この改名には「ハーラフ」という言葉の「ha」の音が組み込まれている。

ハーラフとは「進み続ける」と言う意味。

アブラ(ha)ムとサラ(ha)という感じ。

神と共に進み続ける、という意味が名前に加わった。

 

こうして、アブラハム100歳、サラ90歳にしてイサクを出産する。

このときイシュマエルは13歳。

イサクの出産を機に、サラとハガルの戦いが再燃してしまう。

アブラハムの部下たちも、イシュマエル派とイサク派に分裂してしまう。

イシュマエルもイサクをいじめる。

いじめられるイサクを見るサラは耐えられない。

ハガルとイシュマエルを追い出したい。

しかし、アブラハムからしてみれば、イシュマエルもイサクも自分の子供、追い出したくない。

アブラハムが悩んでいると、ヤハウェが来て言った。

「サラのいう通りにハガルとイシュマエルを追い出したとしても、イシュマエルを大いなる国民の父にすることを約束する」

ハガルとイシュマエルは、パンと革袋を持たされて追い出された。

ベエルシェバという荒野の中で、飲み水が尽き、ついにイシュマエルは倒れる。

「私は息子が死ぬのを見たくない!」

ヤハウェが現れ、「あっちに井戸あるで~」と教えてあげる。

ベエルシェバには7つの井戸という意味がある。

イシュマエルは助かり、弓の達人として成長していく。


ソドムとゴモラはどのようにして滅んだのか?

2023-09-28 13:10:58 | 聖書

硫黄は青く燃えるそうです。

実際にソドムとゴモラは存在したのか?

諸説あるが、死海の南あたりにあったのではないかと言われている。

おそらく昔は、死海の南側は湖の底ではなく平地だった。

アブラハムとロトが分かれるときにロトはなぜわざわざ治安の悪いソドムとゴモラへ向かったのか?

ロトは、「山へ移り住みなさい」という神の使いの提案を断り、町へ逃げ延びた。

ロトは山暮らしは嫌いで、「低地の町々に住んだ」と書かれている。

死海からティムラ渓谷のルートでは、300個ほど町が並んでいたという。

ロトは都会が好きだったのでソドムとゴモラに住んだ。

(私もロト派です。でも都会に住んでいると色々な誘惑に負けてしまうので、田舎に住んでいます。また、都会にすみたいなぁ…)

死海からティムラ渓谷は、低地のエリアであった。

今では死海の底であり、調査が難しい。

しかし、ソドムとゴモラの名前は記録として残っている。

現在のトルコにはガズィアンテプという都市があるが、そこにはかつてエブラという王国があった。

エブラは紀元前2000年以上前に存在した王国だが、その遺跡から大量の粘土板が発掘され、そこには実在した町の名前が全て記録されていた。

その中にソドムとゴモラの名前が登場している。

同じころのエジプト王朝の記録にもソドムとゴモラは登場するので、ソドムとゴモラが実在していたのは確からしい。

では、聖書にあるように、ソドムとゴモラは、実際に降り注ぐ硫黄の炎によって滅んだのだろうか?

硫黄は火山から取れるが、死海の周辺に火山はない。

しかし、このエリアでは、天然のアスファルトが地面から湧いている。

アスファルトは原油が成分で、火をつけたら燃える。

実際にアスファルトが燃えて消滅した町の遺跡も出てる。

では、硫黄は?

実は死海から硫黄が取れる。

死海は標高マイナス422mで、世界で一番低い湖。

周囲の山々から死海へ水は流れ込む。

そして、死海から流れ出る川はない。

なので、死海の底に流れ込んだ全ての成分が堆積していく。

石灰と有機物が堆積したところにバクテリアが働いて硫黄が作られていく。

こうした死海周辺の環境によって、ソドムとゴモラの最期のような大規模な火災は起こりうる。

しかし、硫黄の炎が天から降り注ぐイメージとまでは行きづらい。

2021年9月、ヨルダン渓谷のトルエルハマルという古代集落を発掘調査していたカリフォルニア大学サンタバーバラ校のジェームズ・ケネット教授を含む国際研究チームは「この集落は隕石による空中爆発の衝撃によって破壊された」という論文を発表した。

隕石の空中爆発はほぼ確実にあったとのこと。

爆発後400年は無人のエリアになっていた。

衝撃波は相当のものと思われる。

状況をイメージしてみると、アスファルトと硫黄の大火事より神の怒りっぽい。

ただ、隕石の空中爆発が起こったのは、紀元前1650年ころ。

聖書の記述では紀元前2000年ころなので年代的なずれはあるが、ソドムとゴモラの状況が実際にあった可能性は高い。

それとも、ムスカの言うように、天空の城ラピュタによって焼かれたのだろうか?


ムスカ「ソドムとゴモラを滅ぼした、天の火だよ。」ソドムとゴモラ、どんなお話?

2023-09-27 14:29:58 | 聖書

エジプトを追い出されたあと、従者たちがもめごとを起こすようになったので、アブラハムとロトは二手に分かれることにした。

アブラハムはカナンへ再び戻り、アブラハムの甥ロトはソドムへと向かう。

ロトが向かったソドムは邪悪な土地で、極悪人だらけであった。

アブラハムはカナンでゆっくり過ごしていた。

あるとき、三人の人がアブラハムのほうを向いて立っていた。

アブラハムはこの三人が神の使いであることを直感した。

アブラハムと三人はいろいろと会話をする。

「春には男の子が生まれるよ。」

「ホンマですか?」

(いや、さすがにこの歳では生まれへんやろ!)と、心の中でフフンと笑った。

すると突然創造主ヤハウェが現れた。

「なぜ笑う?大丈夫、来年の春には男の子がうまれているのだ」

「笑ってません!」

「いや、笑ったやろ。

ソドムとゴモラは極悪な町で、叫び声が私の耳にも入ってくるんや。

今からこの3人の使いの者たちはソドムとゴモラを見に行く。

この叫び声がガチやったらソドムとゴモラを滅ぼさなくてはならない。」

ソドムとゴモラといえば、ロトの住んでるところだ、どうしよ?

「あなた様は正しいものと悪いものを同時に滅ぼされるのですか?

もし、ソドムとゴモラに50人の正しいものがいたとしたら、あなたは正しいものとわるいものとを同時に殺すようなことを決してなさらないですよね?」

「もちろん。もし、ソドムの地に正しいものが50陣入れば、その街を滅ぼさない。」

「それでは正しいものが45人だったらどうでしょうか?

「45人でも許そう」

「それでは40人だったら?」

「許そう」

「それでは35人だったら?」

「許そう」

こうして、アブラハムは最終的に10人まで減らすことに成功した。

そして、3人の神の使いはロトの元へ赴く。

ロトは彼らが神の使いであることにすぐ気づき、もてなした。

ロトが神の使いたちをもてなしていると、村中の人たちがロトの家を囲んだ。

「今夜お前のところに来てた美しい人たちはどこにいるんやー!

ずるいぞ!その人たちをここに出さんかい!」

「やっべぇ!てか、神の使いになんてこと言うねん」

ロトは村人たちに向かって次のように言った。

「私にはまだ男を知らない娘が二人います。

この二人の娘をすきにしていいですから、今夜やってきた人たちには何もしないでください!」

マジか、ロトッ!

家族より神様を取る。

クリスチャンのみなさん、つまづかないでください。

これが本当の信仰です。

 

「お前なぁ!よそ者のくせにいつも偉そうやな!前からムカついてたんじゃい!」

村人たちは無理やり家に侵入しようとする。

神の使いがロトの手をつかみ家の中へ引き入れ戸を閉めた。

「ロトよ、ほかにあなたの身内はいませんか?もしいたら全てこの町から連れ出しなさい。

実は私たちはこの場所を滅ぼすためにやってきました。」

外では、神の使いたちが発したまばゆい光に、村人たちが目をくらませている。

そのすきに、ロトは大慌てで娘たちの家に行き、婿たちに説明する。

しかし、婿たちは「お父さん、おもしろい冗談っすねぇ!」とまともに取り合ってくれない。

ロトは「わー、全然あかんわ、このまま町ごと滅びるかぁ」とあきらめかけていると、神の使いはロトとロトの妻、二人の娘たちの手をひいて町の外まで連れ出してくれた。

「さぁ、逃げなさい、あそこに山があるでしょ、あの山まで逃げればあなたたちは助かります。

その代わり、逃げている間あなたたちは決して後ろを振り返ってはいけません」と、神の使いはフラグを立てた。

「いやぁ、あの山まで行くのはちょっとキツイです!というか山で暮らすのがちょっと…あそこに見える小さい町でもいいですか?」

「わかりました、急いであの町に向かいなさい」

ロトたちはその町にたどりつく。

その瞬間、ソドムとゴモラの街に硫黄の炎が降り注ぎ、町にあるものをことごとく滅ぼした。

後ろからすごい音がする!でも絶対振り向いたらあかん!

しかし、ロトの妻はつい後ろを振り返ってしまった。

ぱきーん!

ロトの妻は塩の柱になり動かなくなった。

ロトと二人の娘は3人で小さな町に移り住んだが、徐々に不安が襲ってくる。

「そういえば神の使いが山に住めって言うてたなぁ、やっぱり山に住むか」

ロトは二人の娘と山に行き、ほら穴に住むようになった。

そこでロトは二人の娘との間に子供を作り、その子孫はアモン人と呼ばれるようになった。

 


コロナウイルスはウイルス兵器だぴょん!京都大学宮沢孝之

2023-09-26 22:57:48 | 現代社会が抱える闇

宮沢孝之先生:京都大学医生物学研究所付属感染症モデル研究センター准教授、博士(獣医学)

宮沢先生によると、コロナウイルスはおそらくウイルス兵器だろうとのこと。

コロナウイルスは武漢で発生した。

その当初から「人工物なのでは?」と噂された。

根拠としては、不自然な遺伝配列。

つまり、最初から人によく感染するように最適化されていた。

最初に動物からだと普通そうはならない。

配列情報を見て、多くの人は「確かに怪しいね」と思ったはず。

ところが不思議なことに2020年に、ネイチャーメディシンという雑誌に「明らかにこれは人工物ではない」という雑誌が出た。

しかし、その内容は、自然のものかもしれないし、人工のものかもしれない、結論は分からない、というものだったのに、「人工物ではない」とする論調で書かれていた。

研究者は普通、根拠がないと断言しないので、明らかに不自然な論文だった。

最近になって、情報公開制度によって、論文周囲の人たちのやり取りが明らかになった。

論文を書いた人たちも、「人工なんじゃないの?」と考えていた。

ところが、あるところから「自然だということにしろ」と圧力がかかり、論文が出された。

論文発表したあとも、「いや、あれ人工だよね」ということは論文作成者の間で言われていた。

自分たちの考えじゃない論文を出すのはおかしいということで、論文を撤回すべきという署名活動が行われているところ。

 

このように、武漢から発生したコロナウイルスは、最初から怪しまれていたわけだが、その後は、アルファ、ベータ、ガンマ、デルタと出て、どんどん変異していく。

流行病というのは、ゆっくり変異していくもの。

これほど急激に変異するのは、おかしい。

普通、変異というものは連続的に進むもの。

あるものから変異していって、そのあるものからまた枝分かれしていく。

枝分かれした先で、あるものはしぼみ、あるものは変異株として登場する。

こういった連続性が見られるはずで、祖先をたどることが可能。

ところが、コロナウイルスの変異種は、全て独立していて、しかもどんどん出てくる。

「どこかの村で流行って独自に進化して、それが都会に出てドンと流行ったからだ」という解釈がなされていた。

しかし、流行り病が小さな村の中だけで独自に進化するのは考えずらい。

 

2021年11月には、オミクロンが南アフリカで出た。

突然すごい変異が現れて、しかも全く追えないものであった。

アルファ、ベータ、ガンマ、デルタは、「沢山の人が免疫を持ったから、変異が促進されたのでは?」という解釈もされたが、南アフリカではコロナウイルスはそれほど広がっていなかったし、注射もそれほどしていなかったので、そこで大進化するというのはやはりおかしい。

「動物からまたやって来たんじゃないか」とも考え解析を試みたが、動物との組み換えで進化したという線はなかった。

「エイズ患者の中で進化したのではないか」と言う者もいたが、エイズだったらわざわざ変異する必要はない。

実際、エイズ患者がコロナウイルスに感染してもおかしな動きは見られていない。

 

専門家の誰しも「これはおかしい」と思わされる点は、やはり変異の入り方。

変異が入ると、RNAの核酸が変わってからアミノ酸が変わってくる。

コロナウイルスはRNAの核酸の入り方が不自然であり、人為的。

具体的には、同義置換と非同義置換の比が全くおかしい。

新しいタイプが出るときには、同義置換がほとんど見られない。

ところが、そのあと感染が広がっていくと、変異は普通になっていく。

これは、意図的に変異を入れてばらまいた、もしくは漏れたことを意味する。

このことに気づいている人は気づいていた。

しかし、それを表立って言う人はいなかった。

なぜなら…


アブラハムの父テラはなぜ突然ウルを旅立ちハランにとどまったのか?月神ナンナ信仰。

2023-09-25 20:57:35 | 聖書

「ウルから出てカナンに向かうぞー」

アブラムの父テラは突然旅立つことを決めた。

テラはカナンにはたどり着けず、ハランの地で生涯を終えた。

なぜテラは突然ウルを出たのか。

アブラムは紀元前2000年ころに生まれたとされる。

このころ、シュメールはウル第三王朝で、アムル人からの攻撃侵入を受け、古バビロニア王国へと移行していた。

アムル人のハンムラビ王は有名。

テラは、古バビロニアの支配を逃れウルを出た。

では、テラはなぜハランの地にとどまったのか。

そもそも、カナンへ行こうとすると、ハランへはかなり迂回しなければならない。

実は、テラもアブラハムも、もともとはヤハウェを信仰していなかった。

ヨシュア記24章に、「あなたたちの先祖は、アブラハムとナホルの父テラを含めて、昔ユーフラテス川の向こうに住み、他の神々を拝んでいた」と書かれている。

では、どんな神様を信仰していたのか。

メソポタミアでは都市ごとに主神として崇める神様が違う。

ウルとハランはだいぶ離れているが、神様が共通していた。

テラは同じ神様を信仰しているハランを意図的に選んだ可能性が高い。

ウルで祀られている神様の名前は月神ナンナ。

ハランでも月神ナンナの遺跡が見つかっている。

月神ナンナは三日月をシンボルとする神様。

月の満ち欠けから「暦を司る神様」とされ、豊穣神としても信仰されていた。

メソポタミア諸国の王女がウルにやってきて、ナンナ女祭祀として祭儀を取り仕切る役目を任じられていた。

これは日本の祭祀王の仕組みと同じ。

縄文時代中期で見つかる月の女神信仰。

正統竹内文書の口伝に伝わる世界規模のツクヨミの拡散。

ユダヤとツクヨミの氏族がここでも交差する。

アブラハムはハランに移り住んでから神様から啓示を受け、ヤハウェを信仰するようになった。

父のテラはもしかしたら最後までナンナ信仰であったかもしれない。