・・・・からのメール48 

2012年02月06日 08時23分14秒 | ファミリー&思いで
Fさんは、家から駅まで普段は歩いていますが、天候の悪い日はタクシーを利用するそうです。
ところが、天候の悪い日はタクシーの利用客が多いらしく、急いでいてもなかなかつながりません。
やっと先方が出ると、イライラした感情をそのままぶつけてしまいます。「ずいぶん待たせるじゃないか。」すると、先方は「申し訳ありません」と謝罪するものの、内心〈こっちだって大変なんだ〉という含みです。

ある時、Fさんはふと「雨の日で忙しいんでしょう。大変ですね。」と声をかけてみました。すると、こんなやりとりが。「そうなんです。お客さんから次々電話がかかってくるものですから、お待たせして本当にすみません。お客さん駅までですよね、今一台空車がありますので、早速お回しします。」「ありがとう、助かります」「いいえ、いつもご利用ありがとうございます。」

自分に余裕があった訳ではないが、いつもイライラさせられるので、相手に関心を持ち、相手の状況を考えて言ってみたら、心も状況も気持ちがいい展開になったと。まず自分の方から、相手に関心を持って話しかけるなら、良きコミュニケーションが育まれていきます。理解されたいなら、自分が理解することから始めましょう。


    


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