愛宕山の麓で気ままに田舎暮らし

「笠間クラインガルテンの日々」からタイトル変更しました これからも笠間の地で多くの人々と触れ合いながら野菜作りを楽しみに

親鸞聖人ゆかりの地を訪ねて

2012-02-29 10:30:24 | Weblog
2月26日(日)、笠間ファン倶楽部のイベントに参加
今回は親鸞聖人ゆかりの地と酒蔵を訪ねるということで、クラインガルテンの仲間4人と・・・
午前10時30分、JR水戸線の稲田駅に集合

私たちは、クラインガルテンから徒歩で40分近くかけて・・・

ファン倶楽部より今日のスケジュール等について説明があり


スタート

通りすがりの民家で見かけました
「柊にイワシの頭」
昔は私の田舎でも、節分には魔除けとして必ず門口に差したものですが、
今でもまだこうした風習が残っているとは・・・
ヒイラギやモミは常緑樹であることから、ヨーロッパ等でも悪い魔や凶暴な自然霊から人間を守るものとして、
いろいろな祭り等に使用されてきたとか

そして、国道50号線沿いに立つ「石切山脈」の碑

日本でも有数の石切り場を「山脈」と称しているようです

そしていよいよ目的の中野組さんへ
 
五重の塔は大阪万博に出展されたものだそうですが、つい最近作られたような・・・

中野組については以前このブログで紹介しましたが、見学には予約が必要ということで、
入れていただくのは今回が初めて
事務所の前には、いろいろな石の作品が・・・


   
一番右の縞模様の作品は、磨き方でこうした模様を作り出しているのだそうです

そして、いよいよ石切り場へ


中は

直径120m、深さ60mほどあるそうです

現在石を切り出しているのは、こちら

まずは石に穴を開けてダイナマイトを仕掛け、発破で一定の大きさに砕くそうです
それを一定の大きさに切り分け、工場内に運び上げて加工するのだそうですが、
墓石や建材として利用できる石は、25%ほどだそうです
そして、稲田の石は白御影で黒御影は産出しないとのこと

因みに稲田の御影石は、国会議事堂・東京駅・最高裁判所・日本橋その他多方面で使われていますが、
つくば万博の頃をピークに、最近は価格的に安い中国等からの輸入物に押されているようです

稲田御影石の地層は地下1,500m以上にもなるそうですが、
丁場が深くなればなるほど地下水等の排水、原石の地上への運搬等、コスト的に更に厳しさが増すことになり、
海外石材との価格競争力が失われていくことになるようです

石切り場を後にして・・・
 稲田姫神社の裏山を

立派な拝殿(左側の建物)と本殿
  本殿
案内板によると、この神社は新治国造がこの地を治める頃に創建されたもので、続日本記に記述があり、
延喜式神名帳には名神大社として記載されているとのことで、1,200年以上の歴史があるそうです
祭神は奇稲田姫(クシイナダヒメ=クシナダヒメ)でスサノオノミコトの妻

参拝後は、いよいよ西念寺へ
 

今回はこちらで精進料理を頂き、その後講話を聞くことに
まずは・・・

ご飯をはじめ、地元で栽培した野菜類を用いたお料理
ご飯の中に色鮮やかな銀杏
これは境内の天然記念物「お葉付きイチョウ」の実だそうです

お弁当の下に敷かれた紙には、「お葉付きイチョウ」の絵が・・・
 

そして、本堂へ
 
約40分、親鸞聖人と笠間の地の関わりなどのお話を・・・

そして、西念寺を後に


次は、親鸞聖人の妻 玉日姫の廟へ
その途中で・・・

炭焼きで出来上がった炭を掘り上げているようです
いわゆる「炭焼き窯」ではなく、地面に穴を掘って焼いているようです

そして、玉日御廟へ
 

無住の墓所ですが、大変きれいに手入れされています
 
親鸞聖人の夫人は恵信尼で、九条関白の娘とされる玉日姫と同一人物なのか別人なのか諸説あるようですが、
この玉日姫に対する信者の方々の思いは大変強く、全国各地から参られるようです

そして、今回のイベントの最後はこちら
 磯蔵酒造さん

中に入らせていただくと・・・
 手桶?を利用した椅子

そして
  いかにも酒蔵

現在醗酵中のタンクを覗かせて頂くことに
 

見学後、美味しいお酒を1本ゲット
お見送りまでしていただいて・・・

本日のイベントは全て終了

また歩いてクラインガルテンへ
本日の歩数は約18,000歩でした
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