ヤンバルに座る---たかえをまもれ!

ヘリパッド建設に反対する現地行動連絡会(高江連絡会)

直近の<高江><辺野古>をめぐる動き 他地域(「本土」)活動紹介 / 国策弾圧裁判公判日程

2017-03-06 23:15:18 | 日記
 <高江><辺野古>をめぐる動きに目が離せません。とりあえず今回は記事紹介をメインに報告します。

1.<高江>を巡る動き
①北部訓練場情報公開訴訟判決
②辺野古行動に於ける高江行動報告
③高江ヘリパッド工事に関する公文書公開請求
④ 高江住民の陳情
2.弾圧に抗する闘い
3.<辺野古>を巡る動き
①司法の不正義
②埋立承認「撤回」への動き
③文化の力、共生への誘い
4.紹介:
1).馬毛島を守る会 屋久島  
①『沖縄だけではない基地問題。』 - 2017.02.27
②西之表市長選挙と同市議会議員選挙
2).静岡・沖縄を語る会 


1.<高江>を巡る動き

①北部訓練場情報公開訴訟判決

 2014年夏、沖縄防衛局はN1オモテゲートにおけるヘリパッド建設反対市民排除すべくその路側帯部分の軍民共用を米軍専用化することによって日米地位協定第Ⅱ条4項aの適用の下、刑特法を盾にした恫喝と強制執行を画策する動きがリーク報道された。そのような動きに対し、北上田氏は2015年1月、沖縄県・日本政府・米軍の3者間で結ばれた県道70号線の使用協定文書の公文書公開を県に請求したところ了承されたが、沖縄防衛局からクレームが付き訴訟となった。以下はその裁判の判決に関する『チョイさんの沖縄日記』による案内である。
『明日(7日)、北部訓練場情報公開訴訟判決の傍聴を!---日米地位協定のあり方が問われている』2017年03月06日 | 沖縄日記 高江
「 明日(7日)、北部訓練場情報公開訴訟の判決が那覇地裁で言い渡されます。是非、傍聴においでください。
 3月7日(火)午前11時~ 那覇地裁101法廷(午前10時半までに来てください)」
以下詳細は下記ブログ本文でご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/chuy/e/0b7193972ff7d4628d939a2c0474f543

②辺野古行動に於ける高江行動報告
 3月からやんばるの森の絶滅危惧・稀少生物(ノグチゲラ、ヤンバルクイナ、その他)の営巣期間(3月~6月)に鑑み、森の中での“音の出る工事”は中止になる。(=沖縄防衛局は基地を造営・運用するためにそうする。だが、米軍の森のなか、上空での訓練は年間を通して制限はありません。日本が自由使用を保障しております。) 2月末まで工事反対行動を続けておりましたが、3月に入るので東村高江周辺のヘリパッド工事への抗議継続を誓うアピール集会が開かれた。約250人が参加。併せて、その期間の監視活動の基本的な取り組みを提案しました。
『高江ヘリパッドに抗議、継続誓う シュワブ前で集会』 2017年3月1日 沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/86450
「 名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前のテントで1日、ノグチゲラの営巣期に当たる3~6月の工事中断期間が始まったことに合わせた。
 ・高江の住民が、米軍機事故を恐れて地域を離れる人が出ていると報告した。
 ・工事現場を調査した土木技術者は、すでにのり面が崩れかけ、芝生を敷いただけの実態を説明。「ずさんな工事に多額の税金が使われている。再整備でさらに額が膨らむ可能性がある」と批判した。
 ・高江着陸帯補修完了工事先送り 3月2日沖縄タイムス(下記)


・安次嶺さん引っ越し  3月2日琉球新報


③高江ヘリパッド工事に関する公文書公開請求
北上田氏の東村高江区、国頭村安波区に跨る高江ヘリパッド工事に関する公文書公開請求に対して沖縄防衛局が開示しました。
『<検証>高江ヘリパッド工事、当初契約額1.9億円が11.6億円に増額(なんと6.2倍!)、これは会計法違反---総額はすでに47億円を超える!』2017年03月01日 | 沖縄日記・辺野古
「 昨日(28日)、沖縄防衛局に公文書公開請求していた高江の3件のヘリパッド工事の全ての変更契約書とその特記仕様書が開示された。請求から2ヶ月経ってやっと公開されたものだ。
 その内容を見て驚いた。N1地区やG地区のヘリパッド工事は、工事費が当初契約の6倍ほどという膨大な額に膨れあがっているのだ。私は30年以上公共土木事業に従事してきたが、1~2割程度の増額変更はあっても、このような6倍もの増額変更などあり得ない。
 3件の工事ともまだ竣工していない。今後さらなる増額変更は不可避であり、最終的にはさらに大きな変更額となる。」 以下、詳しくは本文をご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/chuy/e/5fdd5de1b8694720f7db2b1bc3fe6a87

北上田氏の情報公開請求結果により沖縄二社も報道してくれた。
・琉球新報『米軍ヘリパッド工事費、4倍増 沖縄・高江 警備、空輸で随意契約か 』2017年3月1日 http://ryukyushimpo.jp/news/entry-452860.html
・沖縄タイムス『1億9千万円が11億6千万円に 高江ヘリパッド工事費、増えた理由は』2017年3月1日 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/86362

④ 高江住民の陳情
沖縄県議会に対して騒音測定器の適正配置要望、N4ヘリパッドの即時撤去とオスプレイ配備と飛行の中止を求める陳情を行った。
『米軍ヘリパッド:高江住民が県議会議長に陳情 複数箇所で騒音測定を』2017年3月5日 沖縄タイムス http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/87137


2.弾圧に抗する闘い 山城博治議長の公判

『山城博治議長の初公判17日に決定 弁護側、保釈申し立てへ』 2017年3月6日【琉球新報電子版】
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-456003.html

那覇地裁は6日に2回目の公判前整理手続きを実施し、
① 山城議長ら3人の初公判を17日午前10時から開くことを正式に決定。
② 第2回公判は27日午後1時半から
③ 第3回は4月17日午後1時半から
④ 4回目以降は未定
初公判では3人の罪状認否と冒頭陳述まで、2回目以降は名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前でブロック1486個を積み上げたとする威力業務妨害の罪についての審理を先行する。
 「山城議長はこれまでにも那覇地裁に保釈を請求したが棄却され、特別抗告も最高裁に退けられた。市民団体や国際人権団体アムネスティ・インターナショナルも即時釈放を求めている。弁護人は「争点整理が終わり、証拠の採否もあらかた明らかになった。この段階で証拠隠滅の恐れもへったくれもない」と話し、近日中にあらためて保釈を請求する方針を明らかにした。


3.<辺野古>を巡る動き

①司法の不正義
憲法に保障された基本的人権人権を守ろうとする沖縄の民意に対して、沖縄支配の国策偏向の司法の姿が浮き彫りになった1年であった。以下の社説はそのことを的確に指摘している。
『<社説>辺野古和解1年 司法の不正義あらわに』 2017年3月6日 琉球新報 http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-455767.html

②埋立承認「撤回」への動き
移設阻止の闘いの現地や有意の人々から一刻も早い知事の「撤回」宣言が求められている。「撤回」が裁判で勝利するかどうかではない。埋め立て工程の進捗が取り返しのつかない地点にさしかかりつつある。移設阻止の現地行動や不退転の世論形成のテコが必要なのだ。行政裁判闘争との二人三脚こそが勝利の道を拓いてゆく。移設阻止のためにはあらゆることをする、という勇ましいことばのパフォーマンス、あるいは観念的な達成感を求めているのではない。
『移設阻止へ25日、大規模集会 辺野古で3千人規模計画』2017年3月6日 琉球新報 http://ryukyushimpo.jp/news/entry-455792.html
『翁長知事への進言:呉屋守將オール沖縄共同代表「承認撤回、早く決断を」』2017年3月6日 沖縄タイムス http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/87132

③文化の力、共生への誘い
『文化の力で基地建設止める 辺野古ゲート前、三線と琉球舞踊披露 きょう「さんしんの日」』2017年3月4日 琉球新報  http://ryukyushimpo.jp/news/entry-455061.html


4.紹介:

1).馬毛島を守る会 屋久島  http://magejima.blog.fc2.com/
与那国島、石垣島、宮古島、奄美大島、そして馬毛島。これらの自衛隊あるいは米軍の訓練基地、ミサイル基地と嘉手納、辺野古、岩国が絡み合った日米軍事同盟=安保の一大軍事再編が進行しているのです。このことを見れば、新外交イニシアティブの提案がいかに能天気であるかが分かろうというものです。
沖縄の海兵隊がアジアのオトモダチになって沖縄から去ってもオキナワには新たな基地が充填されるでしょう。沖縄の現場から、人権の根源を賭けてしたたかに戦い続けるしかないのです。
『沖縄だけではない基地問題。』 - 2017.02.27 http://magejima.blog.fc2.com/blog-entry-205.html
「厚木基地(神奈川県)の空母艦載機部隊が2017年にも米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)へ移転する計画を受け、国が山陰沖と四国沖に新たな訓練空域を設定し、運用を開始するそうです。
とてつもなく広大な空域です。
沖縄を中心とした南西諸島、奄美大島、馬毛島、そして在日米軍再編に伴い極東最大の米軍基地となる岩国基地。止めどもなく拡張する自衛隊基地、米軍基地、平和的外交手段を放棄したかのように見える政府の方針です。」



②西之表市長選挙と同市議会議員選挙

八板俊輔氏(63)がトップで頑張っております。応援してください。
 去る1月29日、任期満了に伴う西之表市長選挙と同市議会議員選挙(定数16)の投開票があった。馬毛島を抱える自治体としてとても大切な選挙でした。その結果は、馬毛島軍事基地化反対を唱える4人の候補者の総数が7376人、賛成する2人の総数が2796人で約73%の人たちが馬毛島軍事基地化反対の意思表示が示された。しかし、無所属新人6人が立候補した市長選は最多得票の元新聞記者、八板俊輔氏(63)が2428票にとどまり、有効投票総数の4分の1に当たる、当選に必要な法定得票数(2543票)に達しなかった。このため選挙会は「当選人なし」と告示。4月2日までに再選挙が実施される見通しとなった。県選管によると、ない首長選は県内で初めて。

八板俊輔(やいたしゅんすけ)
は1953年、種子島西之表市生まれ。早大卒。朝日新聞記者、熊本総局長などを経て、2012年、馬毛島の戦闘機訓練施設化計画による郷里の危機に際し退職、帰郷。
写真展「マゲシマ」を種子島、沖縄で開催。共著に『ニッポン人脈記(沖縄)』『新聞と戦争』などがある。


2).静岡・沖縄を語る会 http://blog.livedoor.jp/okinawakataru/ 
活動の一端を紹介します。
『「しずおか東部・伊豆縦断おきなわ・たかえ写真展」の続報』

おきなわ写真展、もう始まっています! (主催 おきなわ・たかえ写真展実行委員会)
詳細は以下のとおりです。
1. 3月4日(土)~13日(月)9:00~21:00 三島市民活動センター(本町 タワー4F)
2 . 3月18日(土)、19日(日)10:00~17:00 伊豆の国アートビレッジ
(伊豆の国市奈古谷1825)
3. 3月26日(日) 10:00~19:00 韮山時代劇場 和室 
    11:00~紙芝居「ジュゴンの海から」
    13:00~15:00 トークイベント「高江・辺野古報告」
  イベント以外の時間、会場内でドキュメンタリー映画「いのちの森高江」を上映します。
  紙芝居も上映可能です。ぜひお越しください。
4. 3月30日(木)~4月6日(木) 8:30~21:30 御殿場市民会館展示ホール (御殿場市萩原183-1)
3月30日は13:00から  4月6日は17:00まで 

   
このほかにもいろんな活動をされております。お互い参照しながら進みましょう。


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