ひさしぶりのブログだ。
新しい病院にきて、はや1ヶ月。少しずつ慣れてきたという感じだろうか。。。
今日は、手術が中止になった。
患者さんは78歳のおばあちゃんだ。
胆嚢炎ということで入院したが、原因はどうやら胆嚢管に腫瘍があるために、
胆嚢炎を起こしたようだ。
PTGBDといって、体の外から胆嚢に針を刺す処置をされ、炎症はおさまったが、
全身状態がわるい。。。
もともとのぜんそく。自分一人では起きられず。起きるとすぐにいきぎれを
おこす。糖尿病もひどく、しかも栄養状態は不良。。。
全身麻酔のしゅじゅつをしたらそれだけで、肺炎、呼吸不全になってしまいそう
だ。。。
ここ、数日は熱がでつづけ、尿から真菌が見つかってしまった。
この方にはどういった治療が最適だろうか???
なにがなんでも、手術でがんを取りきるのか?
それとも病気はあきらめ、管は入ったまま、自宅に帰るのが一番か?
本人、家族の希望はどうなのだろう?
そう考えてしまう。。。
結局、本人は少し、とぼけているので、家族に相談したところ、
治療しないのも本人のためだろうかということになりそうだ。。。
これから1週間、状態はどうかわるだろうか?