断薬からの道のり

~長年飲んできた向精神薬を2010年1月3日に全部やめました。断薬初日からまる2年間の離脱症状経過などを記載しています~

悔いのないように生きる

2011年04月22日 | 向精神薬の離脱症状
こんばんは!
最近私は、北野たけしがバイク事故したときに病床で書いた手記を読みました。

死ぬための生き方
という本です。

死ぬかと思う体験をして、復活したわかりやすい例は?と、ふと思いついて入手しました。

後半は、事故する前に書きためたものだったのであまりピンときませんでしたが
前半部分は、同感する部分がありすぎて
ああ、死にそうな思いするとみんな同じこと考えるんだな
と思いました。

特にたけしは、事故で顔がぐちゃぐちゃになってしまったので
顔をやられているいまの私と、悩むところがかなりかぶってました。

神経をなんとかするためにベッド周りを歩き続けたとか
私も神経やられていてなんとかしようと、毎日歩く練習してたりするので、どん詰まったら同じように考えて行動するもんだなと。


昨日、漢方外来のあとでアウトレットに行きスニーカー買って
そのあと鍼という私にしては忙しいスケジュールで
生理だし、低気圧だしでか、今日はなんにもやる気がせず、やろうと思っていたことが何もできず
こういう日はいやな思いが頭ぐるぐるしてしまいがちで

もっとひどくなって死ぬんじゃないか
死ななくてもずっとこれ治らないんじゃないか
一生こんなへんな顔でへんな動きして、杖ついて車椅子なのか

とかぐるぐるしてしまいいやになり

ちょっと思考をずらして、死ぬまでに何をしたいか
と考えてみると

走る
踊る
仕事をもう少しなんとかする
もっと服を作る
気に入った環境で、気に入ったものに囲まれて暮らす

とかそんな感じで
うまいもん食べるとか
外国に行くとか
彼氏作るとか
やっぱりそんなんじゃないなあ と思い

なんだ、明日体調良かったらすぐ始められることばっかりじゃん
と思ったら、少し気が楽になった。

明日のからだのために、とりあえず今日は風呂入っておとなしく寝るかあ って。


あたしの望みなんて、そんなもんなんじゃん。
だから、毎日そうできてれば、悔いはないわけで。


たけしの本にも書いてあったけど
貧乏も金持ちも、バカも利口も、いま3歳でもいま90歳でも
誰にでも平等に、いつかその日はくる。
必ずひとは、生き物は死ぬ。

その日になって、着ぐるみとサヨナラする前に、何しておくか
ってことだと思う。

こういうことを考えておくのは、いいと思う。

最新の画像もっと見る