みのもり雑記

旅行関連が多くなるかと思いますが、ふと書きたくなったことを気の向くままに、という感じで。

2016年広島旅行 - 2日目その3(宮島)

2018-11-10 10:43:08 | 2016年広島旅行
2016年5月2日、宮島に上陸後、厳島神社の参拝が終わったところから再開です。

■大願寺

エリア外に出て、最初に目に付くのはやはりこれでしょうか。大願寺の山門です。


こちらは、平重盛が植えた松なんだとか。


こちらは九本松。おそ松くんよりも多いですね。
口伝によると、伊藤博文が植えたとかなんとか。


え?肝心の本殿?
……正直、当時ここが大願寺の境内だという認識が無かったんですよね。ただの広場だと思ってスルーしました。

■厳島神社宝物館

撮影禁止なので内部の写真はないです。


国宝・平家納経をはじめ、多数の展示物があります。
中は広いと言うほどでもなくちょうど良い印象でした。

■宮島歴史民俗資料館

まさかの休館日!




■清盛神社

平清盛を祀っているということでもっと大きなものを想像していましたが、中心から外れた場所ですし、神社自体も小さめだしと、やや意外でした。


■多宝塔

宝物館経由で、階段を使わずに済むよう向かいました。階段はつらいよ、階段は。

途中の道で、脇に流れていた小川をパシャリ。秋になったら紅葉がさぞ美しいんでしょうねぇ。


……途中、一気に厳しい上り坂(軽い階段)となりました。階段を回避した意味が無い。
坂の途中で不意に視界が開けたので、パシャリ。



さあ、多宝塔です。二重塔なので見た目の迫力はそんなにありませんが、ここからの眺望はよろしいです。




え?
眺望の写真を見せろって?

いや~、たしか、ちょうど家族連れっぽいグループが裏手の眺めが良いあたりでくつろいでいまして、さすがにお邪魔も出来ず、スマホを向けるわけにもいかず……。

■大聖院

ほぼ人通りのない「あせび歩道」という道を通って、大聖院に向かいます。
さっき書いた「厳しい上り坂」が終わったところから、実は「あせび歩道」に合流していたので、多宝塔からの道中は半分がすでに通った道だったりします。

鹿がいた。


この写真右奥が、大聖院のメインになります。


私もそのまま右手へ行ったのですが……実は写真左奥の建物が、大聖院の山門なんですよね。
帰りに行きました。

釣り鐘。これまた紅葉シーズンには映えそうな。


境内に通じる山門(御成門)。


観音堂。結構立派な建物です。


達磨さん。


観音様の見据える先には地下へと降りる階段がありまして、戒壇巡り(洒落?)が出来ます。
なかは足下も見えない闇の中ですが、ところどころで仏像が見える仕組みです。





正直前後に人がいるのかどうかも判別できませんし、結構頻繁に右へ左へと方向転換させられますので、人とぶつかったりしないかが心配でした。
特に暗所が苦手な方は、控えるのが良いでしょう。


大聖院の本堂、勅願堂。ちゃんと見たかどうか記憶にない……。


勅願堂側から見た観音堂。


さて、メインの境内エリアはこのくらいにして、先に進みましょう。
正式名称が分かりませんが、回すだけで読経と同じ効果をもたらすというチートアイテムたち。


水掛け地蔵尊。今回撮影した中では、結構気に入っている写真の一つです。


大師堂。なんでも大聖院のなかでは一番古い建物なんだとか。


周辺の建物の中ではかなり高いところにありますが、建物自体の屋根が高いため、見晴らしはそれほどでもないという。


この脇くらいに遍照窟というものがあり、大量の仏像が安置されています。
なんでも「お砂踏み」というらしく、これを巡ることで四国のお遍路をしたのと同等の功徳を得られるのだとか。チートだ。
ちなみに内部は、なんというか写真を撮ってはいけない雰囲気だったので写真はありません。
あまり興味が無かったのでざっと通り抜けたかったのですが、少し前に女性二人組がいて実に熱心に仏像1体ずつお祈りをしていたので、大股で通り過ぎるのも無粋に感じてしまい、さっと手を合わせて心の中で「南無阿弥陀仏」(たぶん宗派的に間違っている)と唱えるという感じで通過しました。

さあ、戻りましょう。
正直にいうと、摩尼殿という建物だけ行き方が分からず下から見るだけとなってしまいましたが、地味に残り時間が気になってきましたので。
現在は、13時くらいです。


どの建物か自信がありませんが、なんか危ない物が置いてあった!!


行きにはルートの都合で通らなかった山門(仁王門)。



さて、次はどこへ……おや?
新しい観光地へ行った場合、重要なのは観光マップをゲットすることです。
当然この宮島についても地図をゲットしており、それを片手にこれまで回ってきたのですが……ない???

あわてて仁王門をくぐりなおし、階段を急いで駆け上がりまして、八角堂(かなり奥の方)に落ちているのを無事発見しました。
よ、余計な体力を消耗した。。。

■ぶらぶら

さて、この後の予定ですが、ぼちぼち山(弥山)へ行こうかなと思っていました。
なにせ、日が落ちてくると山は一気に歩けなくなりますから。

というわけでロープウェイを目指します。
ただし、最短ルートではなく、道中の観光スポット優先で。

粟島神社。少彦名命が祀られています。
当時は『神様の御用人』を読んでいませんので天津神と国津神の区別すら分かっていませんでしたが、宮島は国津神系が多い印象ですね。


上卿屋敷。厳島神社の神職を務める林家の住宅で、今の建物は元禄時代のものなんだとか。中を見たかった。




宝蔵。これまた近寄るすべがなかった。


三翁神社(以前は「山王社」)。
正直に白状しますと、「なんかあるからとりあえず撮っとこう」くらいな感覚でスルーしました。



さあ、ロープウェイです。
……と、なにやらすごい混んでいる。

ほほう、整理券ですか。ほほう、14時半くらいですかね?

では、整理券もゲットしたことですし、先に他を回りましょう。
ロープウェイ乗り場は紅葉谷公園というちょっと登ったところにあるので、今度は下りです。
ああ、またHPが余分に削られる。

■五重塔・千畳閣

写真右手が五重塔、左手が千畳閣(豊国神社)です。どちらも重要文化財。


この辺一帯は、厳島合戦の舞台でもあります。


五重塔と、お茶屋さん。ロープウェイ整理券が無ければ休憩しても良かった。


五重塔。中には入れないのが残念です。





千畳閣。とても大きい。「千畳」の名は伊達ではないです。




巨大しゃもじが無造作に。


囲碁だ!





おお、梁にもしゃもじが。。。


「江戸 下谷 ○組 傳吉」とありますが、いつの木材でしょうね?


御神座。この辺りだけ天井板があります。そしておびただしい数のしゃもじ。


すぐ脇にお土産物としてしゃもじを販売していたので、1本購入してみました。

ちなみにこの千畳閣(五重塔もですが)、丘の上にあるため眺めが大変よろしい。


写真手前が厳島神社、奥が大聖院。右の柱あたりに写っているのが多宝塔です。


和船の模型もいくつか献納されていました。


■光明院

さて、そろそろ14時近くになりましたので、ロープウェイ乗り場へと向かいましょう。
ただし、単純に来た道を戻るのではあまりにもつまりません。
※途中、混雑する場所もありますし

私はすでに観光マップによって、谷筋ではなく山側からのルート(うぐいす歩道)があることを承知しています。
しかもそちらは、千畳閣からほど近い光明院というお寺も経由することが可能!
なんとクレバーな経路選択!!

まあ、山側なのでさらに登るんですけどね。




ということで、光明院。




ただ、門をくぐってみたのですが、わかりやすい「本堂」がなく、どうも呼び鈴を鳴らして上がり込む必要がある様子。
そこまで時間をかけて参拝しようと思っていたわけでもなかったため、すごすごと引き返しました。

■ロープウェイ乗り場へ……

さあ、あとはロープウェイ乗り場を目指すのみです。
時刻もちょうど14時を回った程度と、まあいい塩梅でしょう。

……山側ルート、思った以上に何もないというか、完全に観光ルートではない。


しかも見通しがきかないために、下手にルートを間違えていたら地獄です。
間に合わないのでは無いかという不安もむくむくと膨らんでいき、自然急ぎ足となります。

と、徐々に何か聞こえてきました。
おお、あれこそは、整理券番号の呼び出しをしているメガホンの声!
間違ってはいなかったのだ!!

……と思ったのもつかの間、行けども行けども山道また山道。
いっこうにゴールが見えません。
山道あるあるですが。
ちなみにゴールとは谷を挟んで反対側の道なので、なおさら「音は聞こえるけど着かない」状態でした。

ただまあ、時間にすれば結局20分も歩いていないでしょう。
無事にロープウェイ乗り場に到着しました。

ロープウェイは進みが順調だったようで私の整理券番号がすでに呼ばれていましたが。
チケットを購入して、無事にロープウェイの順番待ちです。


続く。
次回はいよいよ弥山です。


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