2016年5月2日、宮島観光もいよいよフィナーレへと向かいます。
ラスボス、弥山(みせん)。
宮島の最高峰であり、標高は535m。この山の一部も、世界遺産を構成しています。
……この山、何がしんどいって、待ち時間がしんどいです。
ロープウェイを一度乗り換えるのですが、最初のロープウェイは1台の定員が8名で1分間隔の運行、次のロープウェイは定員が30名で15分間隔の運行。
そう、理論上、16分間で捌ける人数が128名と60名ということで、明らかに送り出される人数が多い。
このため、中間地点である榧谷駅でそこそこの待ち時間が発生します。
私は幸運にも2つめのロープウェイで海側窓というかなりの位置を確保できましたので、乗っている間の写真を撮ることが出来ました。
滑り出しから足下の地面が無くなるので結構怖いです。
実際、何かの間違いでゴンドラが落下したら、自信を持って死ぬと言えます。
せいぜい1分でもうこんなに高くなりますし。
ちなみに写真右奥~中央奥にかけて写っているのは江田島・能美島です。名前はそれぞれ別ですが、陸続き。いつか行ってみたいです。島の向こう側は呉。2日後に行きます。
左奥は似島です。画面上は見切れてしまっていますが、さらに左へ顔を向けると広島市です。
さあ、到着です。
時刻はおおよそ15時。地味に残り時間が限られます。
というか到着時には、帰りのロープウェイ営業時間に関する注意アナウンスが盛んにされていました。
まずは近く。獅子岩展望台へ行ってみましょう。
こういう巨石がゴロゴロ転がってます。
展望台。完全にピンぼけですが。
高低差がすごい。厳島神社の鳥居とか、海抜0m(マイナス?)なのに。
あれが、山頂です。そんなに高低差が無いように見えるのが怖いですよね~。
左奥が広島市。中央奥が似島です。
とかって平然と書いていますが、実はこのあと結構足に来ます。
展望台を出てからしばらくの間は、ずっと下りなんですよね。つまり帰りは登りなんですが、まあそれは置いておいて、途中からは当然ながら登り道になりまして、これが結構くる。
残っていたHPが根こそぎ奪われていきます。
霊火堂がある広場に出たときには、結構いっぱいいっぱいでした。
まあ、実際にはさっきの場所からせいぜい15分くらいしか歩いていませんが。
そんなわけで、霊火堂です。
「きえずの火」と言いまして、弘法大師が熾した火が今も消えずに保たれているというものです。
こちらは三鬼堂。鬼を祀っているのだそうで、ちょっと珍しい印象です。
……さて、一息落ち着きました。
少々意外だったのは、ここにはあまり出店の類いが無いことでしょうか。
そこまで潤沢な面積がないのと、単純に輸送コストの問題でしょうかね。店があれば重宝されるでしょうに。
さあ、頂上を目指します。目指すんですが……。
ちょっと再掲になってしまいますが、以下の写真の右手階段。
そう、この階段が山頂へのルートです。
ちょっと待ってくださいね。まだこれを乗り越えんとする心を準備できておりませんので。
……どれ、行きますか。
道中は結構見応えがあります。
いたるところに巨石・奇岩が転がっており、風景に飽きるということはないです。
上の写真のように岩の間をくぐる場所もあり、むしろ渋滞スポットです。
かと思うと横は切り立った崖であったり、実に油断なりません。
風の強い日は、死ぬんでは?
途中、ルート外ではあるんですが岩(下)と岩(上)の間にちょうど1.5mくらいの高さの空間が空いている場所を見つけたので立ち寄ってみましたが……特に何も無かった。
(あえて言うならわずかばかりのゴミがあったけど)
さて、登頂成功です。
10分もかかっていないですね。5分くらい?
山頂にある展望台。
展望台から見た山頂。すごい岩、すごい崖、そしてすごい整備されている。
画面中央が、先ほどまでいたロープウェイの駅です。こうして見ると、結構な高低差です。
対岸とのフェリーの往来が写っていますが、よ~~く見ると、大鳥居に見えなくもないようなものが画面中央下(海と植物の境界あたり)に写っています。
さて、満足しました。戻りましょう。
本当は別のルートを通ることでスポットをもう4箇所攻略できたようなのですが、当時の私は知らなかったのでそのまま来た道を引き返しています。
そして大体20分後。
やはり下りは早いですね。足腰へのダメージは別として。
帰りも当然待たされましたが、立っているのが少々難儀でした。
帰りは、行きとは反対に中間駅で待たされることがないのは楽でしたが。
中間駅を出た後の、高低差が分かるお写真。
さあ、16時半前には戻ってくることが出来ました。
とはいえ、もうあまり時間の余裕はないですね。冬だったら日没ですよ。
紅葉谷公園でみつけた大きな木。
フェリー乗り場が最終的に向かう場所ですが、せっかくなのでぷらぷら。
……おお、ソフトクリーム(安納焼芋)!
これこそ今の私(登山後)に必要なもの!!
というわけで、写真を撮り忘れましたが、いただきました。うまし。
google MAPで確認したところ、「佐々木八重子の店」ってなっていますね。
さあ、回復しました。
再び歩き出したところ……おお、潮が満ちている。
ソフトクリームのおかげでなんとか回復しましたので、お店も見ていきましょう。
厳島神社とフェリー乗り場の間ですが、行きは海岸沿いの道を進みましたが、1本隣の道はかなりお店屋さんが多いです。
とりあえず、友人Aから聞いていた「揚げもみじ饅頭」を。なるほど、うまい。
続いて、商品名は忘れましたが、もみじ饅頭のパイ生地っぽい商品。
味は……一言で言ってしまえば、小倉デニッシュです。
おおきなしゃもじがあったので、これまたパシャリ。
さあ、フェリー乗り場に着きました。
……うお、こんな素敵なものがあったのか!? 行きは気がつかなかった……!!
とかやっていたら、フェリー1本逃しまして、約10分のロス。
17時20分頃、宮島口に上陸。さらば宮島、楽しかったよ!
さて、家族から依頼されていた生もみじ饅頭を購入しつつ、広島へ向かいましょう。
実は今晩、広島在住の友人Aと夕飯をご一緒する約束になっていまして、19時に広島駅で待ち合わせです。
とりあえずJR宮島口駅のコインロッカーから大荷物を引き出して、さあ、広電の宮島口駅へ!
なぜJRじゃないかって?
1日共通券(フェリーやロープウェーも含む)があるからさ!
というか、1日共通券を使ってはいますが、この電車も使わないとペイ出来ないんですよね。うまい商売をしやがる。
というわけで時間を……あれ、19時までに到着できない!!?
これはしまった。電車の時間を考慮していませんでした。
JRなら……あああ、ちょうど出ちゃったところで、次の電車だとギリギリ!?
ぐぅ、フェリー1本逃していなければ、はなからJRを使っていれば、あるいは生もみじ饅頭の購入を先送りしていれば……。
でもなあ、生もみじ饅頭も1日共通券を使うことで割り引きだからなぁ。
と悔やんでももちろん結果は変わりませんので、友人Aに報告を入れつつまずは電車移動。
しかるのち、さすがに身動きとりにくいということでホテルにチェックインして大きな荷物を置いて、合流です。
友人Aがお店の席を予約しておいてくれていたようで、実に申し訳ないことです。
場所は「酔心」。
……て、いいところだこれ!!
ちょうど手土産として、と○やの羊羹を持ってきたので、お詫びも兼ねてお渡し。
え、悪いから一品おごる?
いやそれこっちの台詞じゃね?
せっかく来てくれたから? むぅ、そこまで言うなら。
5月はちょうど広島名物の海産物がオフシーズンだとかで諦めたものも多かったですが、実においしかった
シメの鯛茶漬け(推定)
さて、お会計。
友人A「僕、一品おごるって言いましたよね? つまり一品料理は僕が払う分!!」
私「な、なんだってーー!!????!?!?」
この仕返し恩返しをいつどうしてくれようか。。。
と、お店を出る段になって二人してまずいことに気がつきました。
友人B(同じく広島在住)から電話がかかってきてました。二人して気づかないとは……。
あちらはあちらで別の友人と会っていたそうなんですが、そっちが解散したので連絡してきた、と。
そしてガン無視された、と。
あわてて連絡して、駅北口のビル2階あたりにあったお店で1杯。
いやあ、申し訳ない、あはははは。
結局2時間くらいかな?
わいのわいのして、解散。またね~。
私は、ついでにコンビニへ寄ってご当地ドリンクをゲットしつつ、明日も早いので早々に寝ました。
あ、書き忘れましたが、滞在しているホテルは「アーバイン広島エグゼクティブ」です。
名前はすごいですが、普通のビジネスホテルです。完全に観光拠点としてしか考えていませんので。
明日は広島市内の観光です。
続く。
ラスボス、弥山(みせん)。
宮島の最高峰であり、標高は535m。この山の一部も、世界遺産を構成しています。
……この山、何がしんどいって、待ち時間がしんどいです。
ロープウェイを一度乗り換えるのですが、最初のロープウェイは1台の定員が8名で1分間隔の運行、次のロープウェイは定員が30名で15分間隔の運行。
そう、理論上、16分間で捌ける人数が128名と60名ということで、明らかに送り出される人数が多い。
このため、中間地点である榧谷駅でそこそこの待ち時間が発生します。
私は幸運にも2つめのロープウェイで海側窓というかなりの位置を確保できましたので、乗っている間の写真を撮ることが出来ました。
滑り出しから足下の地面が無くなるので結構怖いです。
実際、何かの間違いでゴンドラが落下したら、自信を持って死ぬと言えます。
せいぜい1分でもうこんなに高くなりますし。
ちなみに写真右奥~中央奥にかけて写っているのは江田島・能美島です。名前はそれぞれ別ですが、陸続き。いつか行ってみたいです。島の向こう側は呉。2日後に行きます。
左奥は似島です。画面上は見切れてしまっていますが、さらに左へ顔を向けると広島市です。
さあ、到着です。
時刻はおおよそ15時。地味に残り時間が限られます。
というか到着時には、帰りのロープウェイ営業時間に関する注意アナウンスが盛んにされていました。
まずは近く。獅子岩展望台へ行ってみましょう。
こういう巨石がゴロゴロ転がってます。
展望台。完全にピンぼけですが。
高低差がすごい。厳島神社の鳥居とか、海抜0m(マイナス?)なのに。
あれが、山頂です。そんなに高低差が無いように見えるのが怖いですよね~。
左奥が広島市。中央奥が似島です。
とかって平然と書いていますが、実はこのあと結構足に来ます。
展望台を出てからしばらくの間は、ずっと下りなんですよね。つまり帰りは登りなんですが、まあそれは置いておいて、途中からは当然ながら登り道になりまして、これが結構くる。
残っていたHPが根こそぎ奪われていきます。
霊火堂がある広場に出たときには、結構いっぱいいっぱいでした。
まあ、実際にはさっきの場所からせいぜい15分くらいしか歩いていませんが。
そんなわけで、霊火堂です。
「きえずの火」と言いまして、弘法大師が熾した火が今も消えずに保たれているというものです。
こちらは三鬼堂。鬼を祀っているのだそうで、ちょっと珍しい印象です。
……さて、一息落ち着きました。
少々意外だったのは、ここにはあまり出店の類いが無いことでしょうか。
そこまで潤沢な面積がないのと、単純に輸送コストの問題でしょうかね。店があれば重宝されるでしょうに。
さあ、頂上を目指します。目指すんですが……。
ちょっと再掲になってしまいますが、以下の写真の右手階段。
そう、この階段が山頂へのルートです。
ちょっと待ってくださいね。まだこれを乗り越えんとする心を準備できておりませんので。
……どれ、行きますか。
道中は結構見応えがあります。
いたるところに巨石・奇岩が転がっており、風景に飽きるということはないです。
上の写真のように岩の間をくぐる場所もあり、むしろ渋滞スポットです。
かと思うと横は切り立った崖であったり、実に油断なりません。
風の強い日は、死ぬんでは?
途中、ルート外ではあるんですが岩(下)と岩(上)の間にちょうど1.5mくらいの高さの空間が空いている場所を見つけたので立ち寄ってみましたが……特に何も無かった。
(あえて言うならわずかばかりのゴミがあったけど)
さて、登頂成功です。
10分もかかっていないですね。5分くらい?
山頂にある展望台。
展望台から見た山頂。すごい岩、すごい崖、そしてすごい整備されている。
画面中央が、先ほどまでいたロープウェイの駅です。こうして見ると、結構な高低差です。
対岸とのフェリーの往来が写っていますが、よ~~く見ると、大鳥居に見えなくもないようなものが画面中央下(海と植物の境界あたり)に写っています。
さて、満足しました。戻りましょう。
本当は別のルートを通ることでスポットをもう4箇所攻略できたようなのですが、当時の私は知らなかったのでそのまま来た道を引き返しています。
そして大体20分後。
やはり下りは早いですね。足腰へのダメージは別として。
帰りも当然待たされましたが、立っているのが少々難儀でした。
帰りは、行きとは反対に中間駅で待たされることがないのは楽でしたが。
中間駅を出た後の、高低差が分かるお写真。
さあ、16時半前には戻ってくることが出来ました。
とはいえ、もうあまり時間の余裕はないですね。冬だったら日没ですよ。
紅葉谷公園でみつけた大きな木。
フェリー乗り場が最終的に向かう場所ですが、せっかくなのでぷらぷら。
……おお、ソフトクリーム(安納焼芋)!
これこそ今の私(登山後)に必要なもの!!
というわけで、写真を撮り忘れましたが、いただきました。うまし。
google MAPで確認したところ、「佐々木八重子の店」ってなっていますね。
さあ、回復しました。
再び歩き出したところ……おお、潮が満ちている。
ソフトクリームのおかげでなんとか回復しましたので、お店も見ていきましょう。
厳島神社とフェリー乗り場の間ですが、行きは海岸沿いの道を進みましたが、1本隣の道はかなりお店屋さんが多いです。
とりあえず、友人Aから聞いていた「揚げもみじ饅頭」を。なるほど、うまい。
続いて、商品名は忘れましたが、もみじ饅頭のパイ生地っぽい商品。
味は……一言で言ってしまえば、小倉デニッシュです。
おおきなしゃもじがあったので、これまたパシャリ。
さあ、フェリー乗り場に着きました。
……うお、こんな素敵なものがあったのか!? 行きは気がつかなかった……!!
とかやっていたら、フェリー1本逃しまして、約10分のロス。
17時20分頃、宮島口に上陸。さらば宮島、楽しかったよ!
さて、家族から依頼されていた生もみじ饅頭を購入しつつ、広島へ向かいましょう。
実は今晩、広島在住の友人Aと夕飯をご一緒する約束になっていまして、19時に広島駅で待ち合わせです。
とりあえずJR宮島口駅のコインロッカーから大荷物を引き出して、さあ、広電の宮島口駅へ!
なぜJRじゃないかって?
1日共通券(フェリーやロープウェーも含む)があるからさ!
というか、1日共通券を使ってはいますが、この電車も使わないとペイ出来ないんですよね。うまい商売をしやがる。
というわけで時間を……あれ、19時までに到着できない!!?
これはしまった。電車の時間を考慮していませんでした。
JRなら……あああ、ちょうど出ちゃったところで、次の電車だとギリギリ!?
ぐぅ、フェリー1本逃していなければ、はなからJRを使っていれば、あるいは生もみじ饅頭の購入を先送りしていれば……。
でもなあ、生もみじ饅頭も1日共通券を使うことで割り引きだからなぁ。
と悔やんでももちろん結果は変わりませんので、友人Aに報告を入れつつまずは電車移動。
しかるのち、さすがに身動きとりにくいということでホテルにチェックインして大きな荷物を置いて、合流です。
友人Aがお店の席を予約しておいてくれていたようで、実に申し訳ないことです。
場所は「酔心」。
……て、いいところだこれ!!
ちょうど手土産として、と○やの羊羹を持ってきたので、お詫びも兼ねてお渡し。
え、悪いから一品おごる?
いやそれこっちの台詞じゃね?
せっかく来てくれたから? むぅ、そこまで言うなら。
5月はちょうど広島名物の海産物がオフシーズンだとかで諦めたものも多かったですが、実においしかった
シメの鯛茶漬け(推定)
さて、お会計。
友人A「僕、一品おごるって言いましたよね? つまり一品料理は僕が払う分!!」
私「な、なんだってーー!!????!?!?」
この
と、お店を出る段になって二人してまずいことに気がつきました。
友人B(同じく広島在住)から電話がかかってきてました。二人して気づかないとは……。
あちらはあちらで別の友人と会っていたそうなんですが、そっちが解散したので連絡してきた、と。
そしてガン無視された、と。
あわてて連絡して、駅北口のビル2階あたりにあったお店で1杯。
いやあ、申し訳ない、あはははは。
結局2時間くらいかな?
わいのわいのして、解散。またね~。
私は、ついでにコンビニへ寄ってご当地ドリンクをゲットしつつ、明日も早いので早々に寝ました。
あ、書き忘れましたが、滞在しているホテルは「アーバイン広島エグゼクティブ」です。
名前はすごいですが、普通のビジネスホテルです。完全に観光拠点としてしか考えていませんので。
明日は広島市内の観光です。
続く。
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