みのもり雑記

旅行関連が多くなるかと思いますが、ふと書きたくなったことを気の向くままに、という感じで。

2016年広島旅行 - 4日目その1(呉)

2018-11-25 19:13:56 | 2016年広島旅行
2016年5月4日、旅行4日目は広島市から、呉市に移動します。
この日は呉市に宿泊ですので、早朝に出発してほぼ1日中呉市で過ごします。

今回の旅行での第一目標は、実は呉です。
大和ミュージアムに行ってみたかったので。
ちなみに第二目標は、この翌日(最終日)に行く竹原です。

ありがたいことに土地勘のある友人Aが今日も付き合ってくれるということなので、広島駅のホーム(正確には電車)で待ち合わせです。
前日(5月3日)に大和ミュージアムへ行った友人Bから「混んでいた」という情報を得たので、開館時間である9時より前に到着する電車です。
少し早起きが必要ですが、まあ、この旅行ではいつものことですね。




………

朝、か。

……ファ!? 寝過ごした!!??

アラームをかけ忘れたのか二度寝したのか定かではありませんが、とにかく寝過ごしました。

友人Aに速攻で詫びメールを送りましたが、「間に合うんじゃないか」というツッコミを受け……うん、確かに。
ということでせっせとチェックアウトに向けた準備をしつつ、う~ん、朝食を摂りたいけど、1階の会場へ行くためにエレベーターを1往復分増やすのが負担だなぁ。
どれ、荷物をまとめて、朝食とチェックアウトをどちらも済ませてしまいましょう。


満 席

うわぁ、ちょっとだけ予想してはいましたが。
昨日は席に余裕がありましたが、もっと早い時間でしたし、今日は前日もお休みというタイミングでホテルの稼働率も高いでしょうからね。

パンをひょいとつまんで立って食べるかとも思いましたが、それは見栄えも良くなく気が乗らないので、素直にチェックアウトです。
広島駅に行く途中のコンビニで、おにぎりを買ってホームで食べました。休みで人も少ないですし。


なんとかお目当ての電車に乗ることもでき、いざ呉へ!


ちなみに広島駅からの移動には、今年豪雨で話題となってしまった呉線を利用しましたが……途中の駅でこんなものを見かけて驚いた。


この写真、実は少しだけ撮るのに苦労しまして。
これのすぐ脇に女性が立っており、まったく移動する気配もなかったので、盗撮疑惑を持たれないようにするのに苦労しました。


さあ、呉に到着です。8時半くらいでしょうか?
早速大和ミュージアムへと向かいますが、写真にもあるように、もう1,000万人も来館しているんですね。


この道を進んでいると、期待感が高まって、つい自然と歩みが早くなってしまいますね。



さあ、見えた……え、開館前でもうこんなに(推定200人くらい?)列んでるの??
さすがはゴールデンウィーク。


仕方がありません、列んで待つとしましょう。
そして、圧倒的な存在感を放つ潜水艦を写真に収めておきましょう。 ※後で行きます。



これは戦艦陸奥の主舵と、奥に写っているのがスクリューです。比較対象物があまりありませんが、とても大きいです。


これは、同じく戦艦陸奥の主砲。41cm砲です。とても長い。でかい。
さすがはビッグセブン(第二次大戦前、41cm砲を搭載していた世界7大戦艦の総称)です。



さて、チケットを買うまでに結構待った印象でしたが、実質的には20分も待たなかったでしょうか。
無事に入館しました。


入館した人をまず出迎えるのが、こちらです。


いきなりの主役登場に、高揚を抑えきれません。
とりあえず写真に収め、友人Aの申し出で大和を背景にした写真も撮ってもらい、順路を進みます。

最初は各種展示コーナーです。
時系列で呉と、関連する海軍の歩みを紹介しています。


のっけからインパクトがあるのはこちら。


戦艦金剛の缶です。蒸気機関車でいう釜だと思ってもらえば差し支えありませんが、まさかの本物かこれ!?
金剛は第二次大戦で沈んでいますが、何度も大規模改装をしていますから、確かに残っていてもおかしくは……。

そのほか、展示の大多数は模型です。
呉にゆかりのある船や飛行機の模型が中心で、パネル解説の他に、関連する資料がある場合は模型と一緒に置かれていたりします。


戦艦金剛。さっき写真を掲載した缶の持ち主です。


設計図。覚えていないですが、誰(どの船)のだろう?


46cm三連装砲ちゃんの模型(注:戦艦大和型の主砲です。ビッグセブンより大きい。)


探照灯(サーチライト)。でかい。直径1.5mくらい?


空母赤城。来館者に煙突が見えるように、鏡が取り付けてあります。
※普通の船は甲板から煙突が生えていますが、空母は飛行機の発着があるので邪魔にならないよう脇にあります。


秋水(第二次大戦中に試作していた日本のジェット戦闘機)のパーツが残っているとは……。


艦上爆撃機・彗星。これも呉(正確には広)で作っていたんですね。


広(呉から山を挟んで東隣にある街)の、第十一海軍航空廠。


零式水上偵察機(左)と九七式艦上攻撃機(右)


重巡洋艦最上。
『この世界の片隅に』では晴美ちゃんに利根と間違われましたが。


下の潜水艦(伊400)は、呉にゆかりがあります。
以前NHKで特集が放送されましたが、元乗員の方が戦後に呉で商売を始めまして、「ゆめタウン」というあちらでは大きな勢力を誇るスーパーを起業しました。


ちなみに上の潜水艦が右上に載せている細長いものは、悪名高き人間魚雷・回天です。



さて、前述の通り、この展示コーナーは時系列で紹介されております。
いよいよ開戦となりまして、そして大和沈没、戦後へと進んでいきます。

大和沈没についてもドキュメンタリーなど映像資料も交えた展示がされており、海底に眠る大和の残骸がどう横たわっているかのジオラマや、天一号作戦(大和が沈んだ作戦)の各艦死傷者数など、手厚く紹介されています。
呉で建造された船の一覧もあるのですが、艦これ効果で名前を知っている船も多く、そしてほとんどが失われているあたりがまたなんとも。


そして戦後へ。
戦後の様子が部屋にどどんと展開されており、当時の活気というか、パワーに満ちた様子がうかがい知れます。


紙芝居。写真を見たら一瞬、パペットマペットかと思った。



造船のノウハウを生かしたタンカー建造。


復興へ。



正直、そうとうな展示量なのですが、まだ1階の半分くらいです。
この後は最初に紹介した大和と、大型展示物エリアです。

ちょっと写真の量が多いこともあって長くなりますので、キリは良くないですが、ここでいったん分割します。

続く。


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